75 「忍」の工夫 修身教授録抄 姿勢を正して声を出して読んでみた

Release: 2025/04/08 Update: 2025/04/08

 忍耐の実行上の工夫としては、つねに「ここだ!ここだ!」という意識がなければできることではないのです。つまり怒りの情を爆発させて、たとえば弟妹などに対して怒りの言葉を、遠慮会釈もなく言い散らかしておいて、後になってから「アッとしまった」というのでは遠く遅いのです。最初の一語が、うっかり飛び出すその刹那に「そうそう!ここだ」という、反省の閃きが現れるようでなければだめなんです。では忍耐の工夫によって到達すべき理想はどうかというに、このことについて思い出されるのは「心学全集」です。

ここだと感じなければいけませんね。

年齢と共に怒りの感情が薄くなったのか、それとも多少なりとも成長してきたのかは微妙ですが若い時よりはそういう感情がないようにも感じます。

どうにもならないことがわかってきたということもあるかもしれませんね。

我慢とかそういうものがなくなるのが一番いいですね。

心学とは石田梅岩先生の哲学ですが、忍の極致は我慢の意識がなくなることだと言っておられますが、怒りを感じることも時としては人間として必要な気もしますので我慢がいいうような気もしてきます。

アンガーマネジメントのを感じますから6秒我慢してみます。

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広田 弘毅 (ひろた こうき)

処刑される夫を思って自害した妻 【国際協調、平和外交を旨とする広田弘毅は、一外交官で人生を終えたいと考えていた。しかし、日本を戦争に引きずり込もうとする軍部の画策に直面し、日本の政治は広田を必要とした。外相として、首相として、広田の努力の大半は、軍部の横暴を阻止するために費やされた】

このような人を武士だと感じてしまいますね。

いわゆるA級戦犯になった人なんですが、それこそ勝者が決めることなんだと感じますね。

戦争をどれだけ回避しようとしてもどうにもならない状態だったんでしょうね。

すべてには理由があるしお互いの考え方があるわけです。

だれが悪いというわけではないんでしょうね。

清く生きて清く死ぬ。

そのような人が戦犯となるのはどうなんでしょうね。

前回も広田弘毅で涙腺がゆるんだような気がします。

和辻 哲郎 (わつじ てつろう)

妻と「二人主義」 【和辻哲郎は一年半のドイツ留学中、ヨーロッパ各地を巡り回って日本を再発見した。そして西洋近代の個人主義を指摘しながら、東洋的「間柄的存在」としての人間観に辿り着く。これは彼の家族愛に裏打ちされた生活実感から出てきた思想であった】

風土という本を書いた人みたいです。

広田弘毅の感動のあとでは弱くなってしまったような気がします。

ちょっと感じましたが、前回もどこかで読んでいるのでしょうね。

二度目に読んでいるのでしょうか。

うる覚えというのが情けない気もしますが再度勉強になるから

まあいいかという感じです。

今日もはここまでです。

ありがとうございます。

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