78 故人に尽くす一つの途 修身教授録抄 姿勢を正して声を出して読んでみた

Release: 2025/04/08 Update: 2025/04/08

 一人の人間が亡くなるということは、言うまでもなく非常に悲しい出来事であります。そこで生前故人と親しい関係にあった者としては、いろいろと故人のために尽くす途を考えるべきでしょう。そしてその途にもいろいろありましょうが、今日私が諸君にお話し申そうと思う事柄は、もちろん何ら珍しいことではありません。

 それは故人の書き残したもの、並びに生前故人と親しかった人々の、故人に対する思い出などを書き集めて、それを何らかの形で印刷して、故人の生前を知っている人々の間に頒つということであります。

思い出を何かに書き残すというようなことは今まであまり考えてこなかったことであります。

故人をしのぶということはそのようなことなのかもしれませんね。

どんどんそのようなことは増えていくると思いますが今のところそんなに多くはないような気もします。

実際、連絡が無い場合も多いのであとで知るというようなことが多いわけです。

今後葬儀の形というのは小さくなるものなのでしょうね。

いろいろな慣習が変わっていくのは時代と共に仕方のないことなのかもしれませんが寂しいことかもしれませんね。

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山本 慈昭 (やまもと じしょう)

残留孤児の娘を探し続けた父 【第二次世界大戦末期、中国の満州に開拓移民として渡った山本慈昭は、敗戦後そこで地獄を見た。家族から引き離され、シベリアに送られた山本は、帰国後、妻子が満州で死んだと知らされた。山本の残留孤児の肉親捜しの運動は、自らの満州体験に裏付けられたものであった】」

相当な苦労があったことでしょうね。今もそのようなことがあるのでしょうかね。

戦争が早く終結することを祈りたいです。

悲劇のドラマはロシアによるものが多いように感じますね。

棟方 志功 (むなかた しこう)

 「妻チヤの支えで偉くなれた」 【棟方志功の口癖は、「私は自分の仕事に責任を持っていません」だった。自分に仕事をさせている何者かがいる。自分はその手足に過ぎない。だから作品の出来、不出来は自分の責任ではないというのである。晩年のインド旅行は、彼を突き動かした何者かを突き止める旅であった】

なんだか天才というような人なんだろうと思います。

自分ではない何かが心を動かすという体験は常人ではない感覚だと思います。

普通の人は何でも自分の意志のもとですもんね。

今日もはここまでです。

ありがとうございます。

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