天地に唯一つの存在|6月6日のことです。
Release: 2018/06/06 Update: 2018/06/06
天地に唯一つの存在
存在は絶対である。という意味は、天にも地にも唯一つ、昔にも今にも唯一つの存在である。それは、ここに、こうしてある己自身である、「我」という絶対存在である。この唯一絶対不二の我に気づいたとき、己の存在の意味と、価値と、さらにその妙味に、三歎せざるを得ない。或いは永遠に思うて嘆息する。しかしその主は、己自身である。
ここにひるがえって、己自身を顧みて、この由来と、この行末と、この即今の生の姿を見るとき、何といういみじき我であろう。
6月6日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
自分自身は世界に唯一つの存在。
実際はすべてのものがそうなんだと思います。
今のこの瞬間は今しかない。
この今と自分を認識しながら物事に着手することが大事ですね。
自分ひとりで生まれたわけではありませんし今この瞬間の自分も今しかいません。
たくさんのことに感謝しなければなりませんね。
微妙なバランスで世の中は成り立っていると思います。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
人間は、なぜ生命をほしがるのであろうか。生命は世界で他に比べるもののないたった一つの宝であるからであろう。 我が肉体は、父祖にうけ、他に代用できない天下一品の身体である。何をきらい、何をおそれ、何を憂…
歌の心 自然の風光に美を見出すということは、実は、内にあるわが心をひらいて美に通じるわが本性を振り立てることである。 「我」とは、小さい肉体に限られているものではない。ほんとうの「われ」は、肉体の外に…
習うとは 努力とは、杭を打つようなものである。 同じ力で、同じま(間)でトン、トン、トンと打っていると、どんな土地にでも、どんな棒でも、ずっしりと土に食い入って、こんりざい動かなくなる。 まっすぐに、…
引き上げぶり 仕事の場合、時間がきたら、さっさと引き上げる。それは最もよいことである。 すべての仕事を、始末をつけ後片付けをして、道具、機械、物、そうした私の一日の仕事を助けてくれ、そうさしてくれた、…
目的を貫く 自分を忘れて人のために働く、ただ人のためを思っての事業経営は、すべての人から喜ばれ、周囲の人から支えられ、助けられていく。 ゆえに、「この仕事は、あくまで、世のため人のためにするのだ」とい…