働きは最良の健康法|6月21日のことです。
Release: 2018/06/21 Update: 2018/06/21
働きは最良の健康法
世の人たちは栄養をとれば、それで体が良くなると思っている。
栄養というのは何だろう。これは人間が働くための石炭でないか、機械を動かずための電力ではないか。ボイラーに石炭だけぼんぼんたいて、いっこうに機械を動かせない馬鹿者がいる。働けば全身を養い、いよいよ健康になる。
人間は働かないと、心にすきができて、いらざる思いをする。その思いがつもって病気のたねになる。
働きは最良の健康法である。働きは長寿の秘法である。
6月21日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、本日の言葉です。
そう考えると、私はだいぶ栄養が多いようにも感じます。
たくさんの会に行ったり、たくさんの人と会話をしたりしていますので。
しかし、働きということになると時間がないとかすぐに心が反応してします。
石炭だけ焚いて、機械の動きがわるい馬鹿者ですね。
人に伝える努力もしなければと感じます。
まずはとにかく栄養分の働きをしなければなりません。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
世にただ働きはない 世にただ働きはない。人も気づかぬかげで働いても、それは消え去るものではない。金銭・物質は出せば無くなると考えるのも、錯覚である。喜んで出したものは、必ず何倍かになって帰って来る。…
人は光を放つ小惑星 愛育の恩は、必ず物によって行われる。衣食住のことから、生活環境に至る教育。生活まで、そして、これは皆、人の勤労支援によって今日あるもの、社会・国家・大衆の恩に発展して、世にことごと…
金銭は、流通する性質をもっています。二倍の速さで動けば、分量は半分で足りるわけです。金銭を生かすとは、なるべくはやくこれをまわすことです。支払いの金は、一刻もはやく払わねばならぬ。いつも金庫がからにな…
準備はよいか 準備はよいか。用意はできたか。 「用意周到」とは、物に関する方面だけでよいであろうか。 実はこの奥に、こうした物すべてを生かすか殺すか、そのノド首をぎゅっとおさえているものがある。 それ…
職業に尊卑はない 職業に尊卑はない。自ら軽んずる心を持つ働きを人が賤しと思い、自らを重んずる職業に人が尊ぶのである。つまらぬ仕事だと考えて、仕事の好ききらいをする。こうした人は、一生涯たましいを打ちこ…