体の不思議|6月28日のことです。
Release: 2018/06/28 Update: 2018/06/28
体の不思議
世の中に不思議は多い。しかし、人の肉体ほど不思議なものはない。
顔に二つの写真機がすえつけてある。両側には、見事な受信機の耳をもってる。その下の鼻の窓、口の門戸、内臓の一つ一つ、手足の自由、皮膚の調節、その上、消化し、呼吸し、運動し、記憶し、睡眠をとり、子をもうける。
泣く、笑う、走る、働く、まったく生まれながらの神品、神技、これがどうして可能なのであろうか、それは、ただ一つの力「生命」で統一されているからである。
6月28日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
根っこはどこまでも続いているものです。
生命というものは続いている。
自分だけが勝手にに生まれ育ったわけではない。
すべてのことはつながっている。
人間土台というべきものは地球だろうし、宇宙ですね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
命名の意義 わが国では、昔から、造った品に名をつけていました。刀で申しますと、「菊一文字」とか、「浪切丸」とかいうのがあります。 人間の名づけは、元服の式、命名の式になります。一人前になったという印に…
共同生活体 夏の夕方、むし暑い軒下で腰をかけて見ていると、クモどもが、それぞれの綱をひき終えている。土の上をみると、そこここにアリの穴がある。私どもの家庭は、多くの生きものの共同生活体です。 尾のルリ…
目的を貫く 自分を忘れて人のために働く、ただ人のためを思っての事業経営は、すべての人から喜ばれ、周囲の人から支えられ、助けられていく。 ゆえに、「この仕事は、あくまで、世のため人のためにするのだ」とい…
玉のごとき心で 家庭に暗影をなげるものは、不平等であり、わがままであり、怒りである。これらがつのってくると、争いとなる。 争いは、自分一人を中心としてものごとを考えることから出発する。人をさげすみ、人…
人は我が心の反映 子の欠点を改めようとすれば、その原因は子にはなく親自身にある。子を気にせず、自分を改めようと努める。 取引の相手に、金払いのよくない商人があるとすれば、これは己の金払いに対する賤しい…