わが命の根元|6月29日のことです。
Release: 2018/06/29 Update: 2018/06/29
わが命の根元
わが命の根元は両親である。
親を尊敬し、、大切にし、日夜孝養をつくすのは、親がえらいからではない、強いからでない。世の中にただ一人の私の親だからである。私の命の根元であり、むしろ私自身の命である親だからである。
ほんとうに、父を敬し、母を愛する、純情の子でなければ、世に残るような大業をなし遂げる事はできない。
いや世の常のことでも、親を大切にせぬような子は、何一つ満足にはできない。
6月29日の、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
心と体が一致しなくて大丈夫という言葉がとても心に響きましたね。
口に出してみる。
「おとうさんありがとう。おかあさんありがとう」
心と体が一致しなくてもなんども呪文のように唱えてみる。
そうするといつか涙が出てきて両親の笑顔の顔が自分を可愛がっている姿が見えるそうです。
自分でも、よくわかっていても体が拒否するということがあるんです。
どうしてもあら捜しする。
えらくあってほしいとか、強くあってほしいという願望があるんでしょうね。
とにかく毎日呪文のように唱えてみることにします。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
無量の生命への感慨 親は何故に大切にしなければならぬのでしょうか。それはわがこの生命を生み、かつ今日まで育ててくれた大恩があるからです。しかもわれわれは、このようにひとりわが一身のみならず、わが生命の…
苦難は正義の友 ある人は言った。 「難問題にぶち当たった時、もつれた糸をときほぐすような気持ちでこれにあたる。急いではならぬ、さわいではいかぬ。じっと見ていると、糸口が見つかる。静かに、一つひとつほぐ…
真の読書というものは、いわばその人がこれまで経験してきた人生体験の内容と、その意味を照らし出し統一する「光」といってもようでしょう。だから、せっかく、深刻な人生経験をした人でも、もしその人が平生読書を…
現実という絶壁に坑道を開く 人生の現実という絶壁に向かって、一つの坑道を切り開こうとする者は、単に世の中の外面上の地位の高下に目をうばわれて、登れたら一段でも上へ登ろうというような考えを、一擲しなけれ…
歩き方と人間の格① 人間いつまでも、ああいうふうに歩いているようでは駄目ですね。(この時、授業時間にもかかわらず、廊下をペタペタと、スリッパを引きずってゆく生徒の足音が、騒々しく聞こえてくる)。内でこ…