水を澄ますのは水|7月13日のことです。
Release: 2018/07/13 Update: 2018/07/13
水を澄ますのは水
よい香をかげば、心は朗らかになり、曇天には、頭が重い。よい家に住むと、こせこせしなくなる。
物質が心に及ぼす影響は肉体に及ぶが、物は或るところ迄行くと、何の効力をも持たない。
もし”地獄の沙汰も金次第”という事がほんとうであったならば、金のある人には何の苦しみも無いはずである。
物によって変わる精神は、かえ易い。強いゆがみは、物ではどうにもならぬ。水を澄ますのは水であり、精神を清めるには精神による外ない。
7月13日、丸山敏雄一日一言幸せになるため366話、の今日の言葉です。
納得ですね。物で変わるものは限度があります。
子供でもある程度小さいうちは物で言うことを聞くという場合があるかもしれません。
しかし、本当に物事がわかってくると、もう物でも説教でもだめですね。
自分で経験、体験するほかありません。
これが酷な状況であろうと経験しなければわかりませんね。
精神は精神でしか変わりません。
今日一日朗らかに安らかに進んで働きます。
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