其の徳を友とす|7月15日のことです。
Release: 2018/07/15 Update: 2018/07/15
其の徳を友とす
友とは其の徳を友とするなり。(万章下三章)
【訳】
友というものは、その人の人徳を友とするものである。
7月15日、孟子一日一言の言葉です。
友ということを考えた時になぜその人を友と呼べるのか。
学生時代から共に過ごした時間の長さで呼ぶのでしょうか。
実際は友と本当に呼べる人が何人いるかと考えた時どうでしょう。
仲間と呼べる人は多いですが友と呼ぶには抵抗があります。
徳でつながる友というものを意識しなければなりませんね。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
志士は溝壑にあるを忘れず。勇士は其の元を喪ふを忘れず。(滕文公下首章) ししはこうがくにあるをわすれず。ゆうしはそのこうべをうしなうをわすれず。(とうぶんこうしもしゅしょう) 【訳】 志士は(正しい道…
生・死より甚だしきものあり① 如し人の欲する所をして生より甚しきものなからしめば、則ち凡そ以て生を得べきものは、何をか用ひざらんや。人の悪む所をして死よりも甚だしきものなからしめば、則ち凡そ以て患を辟…
道を尽して 舜親の事ふるの道を尽して瞽瞍予を底す。瞽瞍予を底して天下化す。(離婁上二十八章) しゅんおやにつかうるのみちをつくしてこそうよろこびをいたす。こそうよろこびをいたしててんかかす。(りろうか…
仁義あるのみ 王何ぞ必ずしも利と曰はん、亦仁義あるのみ。(梁恵王上首章) おおなんぞかならずしもりといわん、またじんぎあるのみ(りょうけいおうかみしゅしょう) 【訳】 王様、どうして利益、利益とばかり…
布縷の征、粟米の征、力役の征 布縷の征、粟米の征、力役の征あり。君子は其の一を用ひて其の二を緩くす。其の二を用ふれば民殍うるあり。其の三を用ふれば父子離る。(尽心下二十七章) ふるのせい、ぞくべいのせ…