君の臣を視ること手足の如ければ|5月16日のことです。
Release: 2018/05/16 Update: 2018/05/16
君の臣を視ること手足の如ければ
君の真を視ること手足の如ければ、則ち臣の君を視ること腹心の如し。君の臣を視ること犬馬の如ければ、則ち臣の君を視ること国人の如し。(離婁下三章)
きみのしんをみることてあしのごとければ、すなわちしんのきみをみることふくしんのごとし。きみのしんをみることけんばのごとければ、すなわちしんのきみをみることこくじんのごとし。(りとうしもさんしょう)
【訳】
主君がその家臣を自分の手足のように大切に扱えば、家臣はその御恩に感じて、主君を自分の腹や心のように大切にします。しかし、(逆に)主君が家臣を飼い犬や馬のように扱う(つまり、敬うという気持ちがない)ならば、家臣もまた主君を道ばたの人のように見て、御恩など感じなくなります。
5月16日、孟子一日一言、今日の言葉です。
人の上に立つ人には大事な要素ですね。
一人でやれることには限度がありますから二人三人となるためには考え方の共有が必要ですね。
それが飼い犬や馬のように扱ったのではとてもついて来てくれるわけはありません。
人は慣れてくると勘違いしがちですね。
自分一人で生まれてきたわけではありません。
感謝や思いやりを忘れてはいけませんね。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
其の親死すれば則ち挙げて之を壑に委つ。(中略)其の顙に泚たるありて睨して視ず。夫の泚たるに非ず、中心より面目に達す。(滕文公上五章) 3月29日の孟子一日一言です。 【訳】 親が死ぬと、その死骸を運び…
礼・義を以て 孔子は進むに礼を以てし、退くに義を以てす。(万章上八章) こうしはすすむにれいをもってし、しりぞくにぎをもってす。(ばんしょうかみはっしょう) 【訳】 孔子は進んで仕えるにも、退いて去る…
大丈夫 天下の広居に居り、天下の正位に立ち、天下の大道を行き、志を得れば民と之れに由り、志を得ざれば独り其の道を行ふ。富貴も淫する能はず、貧賤も移す能はず、威武も屈する能はず。此れを之れ大丈夫と謂ふ。…
能者之に従ふ 羿は拙射の為めに其の彀率を変せず。君子は引きて発せず、躍如たり。中道にして立ち、能者之に従ふ。(尽心上四十一章) げいはせっしゃのためにそのこうりつをへんせず。くんしはひきてはっせず、や…
同・独 膾炙は同じくする所なり、羊棗は独りする所なり。名を諱みて姓を諱まず。姓は同じくする所なり、名は独りする所なり。(尽心下三十六章) かいしゃくはおなじくするところなり、ようそうはひとりするところ…