思へばー得・思はざればー得ざるなり|8月29日のことです。
Release: 2018/08/29 Update: 2018/08/29
思へばー得・思はざればー得ざるなり
心の官は則ち思ふ。思へば則ち之れを得、思はざれば則ち得ざるなり。(告子上十五章)
こころはかんはすなわちおもう。おもえばすなわちこれをえ、おもわざればすなわちえざるなり。(こくしかみじゅうごしょう)
【訳】
心の動きは(ものの善悪を)考えることである。考えれば道理はわかるが、考えなければ道理は分からない。
8月29日、孟子一日一言の言葉です。
ものの善悪を考えること。
良いか悪いかを考えればわかるということですね。
今が良いか悪いかと考えた時どうでしょうか。
どっちもあると思います。
よく考えて行動します。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
本心を失ふ 郷には身死するが為めにしてすら受けず、今は妻妾の奉の為にして之れを為す。(中略)是れ亦以て已むべからざるか。此れを之れ其の本心を失ふと謂う。(告子上十章) さきにはみしするがためにしてすら…
夫れ物の斉しからざるは物の情なり。(滕文公上四章) それもののひとしからざるものはじょうなり。(とうぶんこうかみだいよんしょう) 【訳】 そもそもどんなものでも違いあって同じではないということは、もの…
放心を求むるのみ 学問の道は他なし、其の放心を求むるのみ。(告子上十一章) がくもんのみちはほかなし、そのほうしんをもとむるのみ。(こくしかみだいしゅういちょう) 【訳】 学問の道は外にはない。ただ、…
考を思へば維れ則とす 詩に曰く、永く言に考を思ふ、考を思へば維れ則とすと。(万章四章) しにいわく、ながくここにこうをおもう、こうをおもえばこれのりとすと。(ばんしょうかみよんしょう) 【訳】 『詩経…
仲尼は已甚だしきことを為さざる者なり 仲尼は已甚だしきことを為さざる者なり。(離婁下十章) ちゅうじははなはだしきことなさざるものなり。(りろうしもじゅっしょう) 【訳】 孔子は極端なことは決してされ…