苦難は人生の赤信号|9月2日のことです。
Release: 2018/09/02 Update: 2018/09/02
苦難は人生の赤信号
これで不幸だ、災難だと恐れきらっていた人生の苦難は、実は「自然なレールからはずれたぞ、それでは不幸になるぞ」と注意してくれる赤信号であり、ほんとうの幸福の道にたちかえらせるためのむちであり、照明(しょうめい)であるのです。
私共は苦しみに出あって、正しい道に引きかえしますので、いつも安心して暮らせるだけではありません。正しい生活につれて、当然集まる物質(もの)、明るい環境(まわり)、健康とを身一ぱいにうけて、喜びの日々を送っております。この暮らし方こそ、「万人幸福の倫理(みち)」であります。
9月2日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
実際、自然のレールというものの方が難しいことかもしれません。
苦難や苦労は人生にはある程度つきものだと思います。
誰ものがそれを修正しながら生きていく。
幸福のレールは簡単なものではありませんね。
日々の葛藤を「ふむふむ」と解決してくれることは栞に書いてあります。
実践が大事ですね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
食事の前に一礼 食事の意義の第一は、生命を保つ、肉体を養う、すなわち命の糧という点にありますので、ものを食べる時に、これを忘れてはなりません。ですから、一家が集まって食卓に向かう時には、皆がそろって、…
岐路に立った時 光明と暗黒の岐路に立った時、毅然として光明の面に向き直って、ひた押しに押し進む。また岐れ路に立った時、これをくり返す。かくて、たゆまず進んで止まぬと、ついには光明常住の彼岸、無為にして…
絶妙の調和 世の中は、一個の生物のごとく有機的に、ただ一つの統一の中に動いている。自然現象も、人間の事象も、一つの例外もない。その事のうつりかわりは、秩序整然として一糸の乱れもない。間に一本の毛を入れ…
子供の耳 子供の物の聞き方こそは、そのままほんとうの物の聞き方である。舌切り雀も桃太郎もただそのままに、真実の話だと信じ切って聞く。ここに正直な、聡明なよい日本国民が出来上がるのである。 我情をさし挟…
どんな食物でも、一度我が食膳に上がった以上は、”今日一日の私の命の糧”と有難く思って、あれこれ好ききらいせず、何でも喜んで感謝して食べることが、自然にして当然のことである。 炊事した人が子供たちに、夫…