己をあざむく者は|9月19日のことです。
Release: 2018/09/23 Update: 2018/09/23
己をあざむく者は
約束の中で、最も破りやすく守りにくいのは、自分自身、「こうしよう」「これはすまい」と心にきめたきめごとである。
実は、一度口にした事、心にこうと定めた事は、宗教的に言えば神との約束となる。大宇宙に宣言したのである。これを破ることは、己の本心、己をかくあらしめたる大生命を冒涜する事となる。
己をあざむくと共に、天をあざむく者、どうして幸福を得よう。
世の中は、きめごとの集合集積で結びあっている。これを破れば、己の幸を捨て人の福を奪う。
9月19日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
自分自身の約束。これを守るのは本当に難しい。
特に食べ過ぎない、飲み過ぎないなどは本当にその通りだと思います。
自分の決め事、約束も守れないものがどうして幸せになれるか?それも重々わかります。
だからといって守れないから自分自身との約束をしない。
これもどうかと思います。
それならば約束をする。出来ない。反省する。まだましなような気がします。
これに慣れないことですね。
ひとつ一つでも出来ることを増やしていきたいと思います。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
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