不仁にして天下を得るは未だ之れあらざるなり|12月3日のことです。
Release: 2018/12/03 Update: 2018/12/03
不仁にして天下を得るは未だ之れあらざるなり
不仁にして国を得るものは之れあらんも、不仁のして天下を得るは未だ之あらざるなり。(尽心下十三章)
ふじんにしてくにをうるものはこれあらんも、ふじんいしててんかをうるはいまだこれあらざるなり。(じんしんしもじゅうさんしょう)
【訳】
不仁な者で、他者の国を奪い取って諸侯となった者はあるだろう。しかし、不仁な者で、天下を取って天子となった例は、昔から今まで一度もない。
12月3日、孟子一日一言の言葉です。
仁の心がない権力者でも国を取ることが出来た人物はいるかもしれませんね。
力が強かったりずる賢い人だったり。
しかしそんな人は天下は取れないというのは当然のことでしょうね。
力や恐怖だけでは無理なのは歴史が証明していますね。
今日も一日がんばります。
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