上下の交なければなり|12月7日
Release: 2018/12/07 Update: 2018/12/07
上下の交なければなり
君子の陳蔡の間に戹するは、上下の交なければなり。(尽心下十八章)
くんしのちんさいのかんにやくするは、じょうげのまじわりなければなり。(じんしんしもじゅうはっしょう)
【訳】
孔子が陳と蔡との国境で非常な災難に遭われたのは、それらの国の君主や家臣が皆つまらない者で、孔子と交際できるようにな人物がいなかったからである。
12月7日、孟子一日一言のの言葉です。
大変に苦労の多い旅をした孔子様。孔子の様の理想を受け入れる余裕のある国はない状態だったということでしょうね。
しかし、たくさんの弟子を教育し、今もたくさんの人に学びを与えているといことは感謝ですね。
明日も一日がんばります。
関連コンテンツ
三有礼 故ありて去るときは則ち君人をして之れを導きて彊を出でしめ、又其の往く所に先だたしむ。去りて三年返らずして、然る後に其の田里を収む。此れを之れ三有礼と謂ふ。(離婁下三章) ゆえありてさるときはす…
平旦の気 平旦の気。(告子上八章) へいたんのき。(こくしかみはっしょう) 【訳】 平旦の気、すなわち夜明け方の静かで晴れやかな気。 〇松陰は、「平旦の気は浩然の気を養うための方法である。平旦の気を時…
吾れ夏を用って夷を変ぜる者を聞けるも、未だ夷を変ぜらるる者を聞かざるなり。(滕文公上第四章) われかをもっていをへんずるものをきけるも、いまだいをへんぜらるるものをきかざるなり。(とうぶんこうかみよん…
天を怨みず 君子は天を怨みず、人を尤めず。(公孫丑下十三章) 【訳】 心ある立派な人は、どんなことがあろうとも、天を怨んだり、人をとがめたりはしない。 〇松陰は「心ある立派な人の心は、二つの面がある。…
名を好む人 名を好む人は能く千乗の国を譲る。苟も其の人に非ざれば、簟食豆羮も色は見はる。(尽心下十一章) なをこのむひとはよくせんじゅうのくにをゆずる。いやしくもそのひとあらざれば、たんしとうこうもい…