苦悩から逃げない|12月21日のことです。
Release: 2018/12/22 Update: 2018/12/22
苦悩から逃げない
苦難は人を殺すためにあるのではない。人をより善くし、より一歩を進めさせようと向上させようとしているのである。
一世の師表と仰がれる人々はもとより、世のいわゆる成功者という人たちについて、ただしてみるがよい。どのように苦難に直面して、喜び勇んで働いたか。
苦難を恐れ、いやがり、排斥して、逃げまわっているのは、まことに悔しいことである。
ダイヤの川原に下り立ちながら、その光を恐れて逃げ出すよりも、惜しいことである。
12月21日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
乗りこえられるもの苦難しか自分にはこないとも聞きます。
どんなに辛く苦しい苦難でもかならず乗りこえられるものしかそもそも自分にはこない。
まだまだですね。
投げ出したくなることもあるそれが人間というものです。
でも乗り越えて一生懸命に生きるしかありません。
どうせなら辛い顔せず楽しんでやってみようと思う気持ちがあった方がいですね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
人生真の喜びは、働きにある。真の働きは、己の聖職のほかにはない。ただ清き天職の中にある。その働きこそ、人生最高至上の喜びである。 このはたらきの前には病も消え失せ、貧乏は姿は消し、その他一切の不幸が陽…
「生き甲斐のある人生の生き方」とはどういうのかと考えますと、結局それは、 一)自分の天分をできるだけ十分に発揮し実現すること、 二)今ひとつは、人のために尽くす というこの二か条で一応は十分と言えるで…
岐路に立った時 光明と暗黒の岐路に立った時、毅然として光明の面に向き直って、ひた押しに押し進む。また岐れ路に立った時、これをくり返す。かくて、たゆまず進んで止まぬと、ついには光明常住の彼岸、無為にして…
和は万物存在の原理 和は、芸術倫理の根底であり、万物存在の原理である。 和とは、一切物がその姿にあること、その位置にあること。 そして、それぞれの場を得てその全にある時、多ければいよいよ多く美しく、少…
肉体が滅びても 一人の偉大な教師の存在によって、二十年、三十年、否、時には四、五十年の後に、その地方が根本から立ち直って、そこに新たなる民風が起こるというのでなければならぬでしょう。その時、その種子を…