刀は魂の依代|12月26日のことです。
Release: 2018/12/26 Update: 2018/12/26
刀は魂の依代
日本の勝れた製品の中に、刀剣があります。この刀剣は、本来人を斬るものではなく、魂の寄るもの、霊をのせるもので、これを依代と申しました。
そして刀剣は同時に、工人の魂の依代であったわけであります。
名刀は見ただけで、心の中が澄んでくる、雑念がなくなります。なぜかというと、つくるときから道具の手入れ、着る物、式作法など古式に則り、心をこめて、打つたびにまた霊をこめる。でき上がったら荘厳な儀式をするからです。
12月26日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
本物というのはそういうものなのでしょうね。
見ているだけで感じるものがある。
フェルメールがすごい人気とテレビでみました本物なのでしょうね。
魂のこもったものは何かを感じるものなんでしょうね。
特に刀などはそういうもので妖刀などがあるのでしょう。
今日いち一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
動そのまま不動 万物万象ことごとく、常に変わりあらたまって、息(やす)む時がない。しかもそのまま、少しも「かわらぬ」。 「動」の側よりこれを見れば、常におやすみなく動いている。しかも、それが「不動」の…
子供は親そのままである。顔形から、身ぶりから、言語の言いぶりから、くせに到るまで・・。 だから子供の手が負えぬ、悪くて困るという時、その原因はことごとく両親にあると知って、自分を改め、夫婦が明朗愛和に…
日々新たに 名誉や地位や才能や世間の評判や、そうした、はっきりせぬ影のようなものにつかまり、失うまいとあせる。それがかえって自分をそこにくぎづけにして、進歩も向上もさせないことになる。 一境に達すれば…
体の不思議 世の中に不思議は多い。しかし、人の肉体ほど不思議なものはない。 顔に二つの写真機がすえつけてある。両側には、見事な受信機の耳をもってる。その下の鼻の窓、口の門戸、内臓の一つ一つ、手足の自由…
青年諸君 青年諸君!諸君は他に比べることのできない天下一品の肉体と世上無比の心ももって世に生まれた。その個性は、磨けば伸ばせば、際限なく大きくなり己である。 青年諸君!己の小さな肉体の捕虜となる必要は…