宝は託されている|1月11日のことです。
Release: 2019/01/12 Update: 2019/01/12
宝は託されている
現世は、あらゆる物質は人の取るに任されている。すべての財貨は、すべての人に託されている。すべてのポスト(位置)は、人の来るに任されている。すべての職業は、適任者をまちあぐんでいる。
ただ己が、それを知らないのであり、それに答えないのである。
機会均等であり、門戸開放であり、花は見るに任され、宝は取るに任されている。ここに自由の裏に、平等の契機が備わる。自ずからにして備わって、欠けるところがない。
人皆の欲す健康は、万人の希望に任され、保つに任されている。
丸山敏雄一日一話、1月11日のことです。
すべてのことは自分自身の問題だということですね。
きれいだと思えばだれがなんと言おうときれいなんです。
人それぞれです。
そして、健康であるこの身体は両親に感謝しなければなりませんね。
病は気ということもあります。
気を充実させてこそ信念も理念も考えられるというものですね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
人生は自由 おだやかな明るい心をもって物に向かえば、物みな我がために有り、我がために働く。不用な一物もなく敵対する一人もない。世のことごとく、人も物も草も木も、我がためにめぐり我がために歌う。 喜び、…
くくりつける くくりをつけ得ない人は、今取り扱っている物を、またその仕事を、キャッチ出来ない人である。後始末をつけるのは、その物(その仕事)に日日の区切りをつけ、しまりをつけるばかりではなく、それがそ…
青の精 青年諸君、諸君は「青の精」だ。 諸君の他に、何人が「青」をほこり。「青」を生き得る者があるか。 「青」は諸君の生命を象徴する。 「青」は、みちみちた充実の色、欠けるところがなく、足らぬところが…
半杓の水で 心すべきは水を粗末にせぬということです。 ある高僧は、ひしゃくに河水をくみ、半杓をもって朝の洗面をすまし、残りの半杓は、ていねいに川にもどしたと申します。 今、福井県永平寺に参拝致しますと…
天地に唯一つの存在 存在は絶対である。という意味は、天にも地にも唯一つ、昔にも今にも唯一つの存在である。それは、ここに、こうしてある己自身である、「我」という絶対存在である。この唯一絶対不二の我に気づ…