じっと待機する|1月31日のことです。
Release: 2019/01/31 Update: 2019/01/31
じっと待機する
冬は葉もふるい落し、枝もはだかになったような植物、枯れたように見える草木などは、実は衣更えの最中である。ゆびも凍るような高山の霧氷にとさされた木々の小枝、何とすさまじいがんばりだろうか。
まことに動物も植物も、少しがんばったりやせがまんしたりしているのではなくて、たださながら冬のさむさを迎えているのである。そして表面固く結んだ茂みの中には、花も葉も用意されているし、根は陽春の気動くとともに吸収のスタートを切って、水分と養分に備えて待機している。
丸山敏雄一日一話(幸せになるための366話)1月31日の言葉です。
人間もそういう時期があり動くべきでないという時もきっとあるんでしょうね。
自分の周期みたいなものがわかればいいんですがね。
占いで今年はじっと我慢とか言われても難しい時もあります。
鵜呑みにせずに自分を磨くことを忘れないでひとのためにがんばればなんとかなるもんだと思います。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
欲はあってよい 人間は欲心に満ちていて、それでよいのである。かりに気候がよく、食物を居ながらにして得られ、着物もいらぬとしたら、何を楽しんで働こう。文化といったようなことは何一つ栄えず、原始の世界が、…
病と心 曇天(どんてん)には頭が重い、雨天には神経痛がいたみ、リュウマチがうずくという人が多いが、どこでも天気模様がその原因であるのではなくて、曇をきらい、雨をいやがる心がその原因である。 およそ病気…
四囲の物質は、人を生かし、守り、正しい方向を示し、苦難を脱却せんと不断の努力をつづけている。 心朗らかに働いていれば万事は必ず好転する。 それで事情がどのように悪化しようと、商品が売れず、製品が推積し…
命をかけて働く これまでは、つまらぬらく隅に頭を突っ込んで迷っていた、職場が小さい、俸給が少ないと。朝の出勤がいやであり、生活に気がぬけ、肉体に筋がなくなった。 気がついてみると、今、私の全生命は、こ…
職業に尊卑はない 職業に尊卑はない。自ら軽んずる心を持つ働きを人が賤しと思い、自らを重んずる職業に人が尊ぶのである。つまらぬ仕事だと考えて、仕事の好ききらいをする。こうした人は、一生涯たましいを打ちこ…