物は私すべからず|2月21日のことです。
Release: 2019/02/21 Update: 2019/02/21
物は私すべからず
物は、「天与のもの」、与えられるもの。人間が、無いものをつくり出すのではない。
ここから「物は私すべからざるもの」、「自分勝手にしてはならぬもの」という倫理が生まれてくる。
昔から「一攫千金、ぬれ手でアワ」を夢見て仕事を起す人は多いが、さてその仕事が成功したためしがない。
それは、ことごとく自分の金もうけのためであったからである。
2月21日、丸山敏雄一日一話(幸せになるための366話)の今日の言葉です。
自分だけの金もうけというのは実際うまくいっっている人をあまりみたことがありません。
自分の生きている間は自分だけはいいかもしれませんが自分がなくなったあと家族が大変な思いをする。
こういうことは非常に多いと思います。
永続的、継続的に事業などを行っている人、会社はやはり自分中心の物事の考え方をしない。
周りものをたまたま頂いているに過ぎないのですから勘違いをしないことです。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
生命の糸 家庭の不和も、事業の失敗も、時にふりかかる不時の災難も、一つとして、心のあやまり、生活不自然さを教える危険信号、そのまま幸福の門でないものはない。 人は本来、雑念を去り生活を自然にもどせば、…
幸福の正道 人間、幸福のただ一つの正道は、家庭の人々を喜ばせ、職場の人々を喜ばせ、社会を喜ばせ、すべての物を喜ばせる生活である。 そしてこれが、最も楽しい、また行きづまりのない無限の幸福な生活である。…
関西のある町に、銭湯を業としている方がありました。「どうしたならば、”日本一の気持ちのよいお風呂”と皆さん喜ばれるか」と心をくだいた結果、まず、一番に掃除をはじめました。 このほかに気をつけていること…
言葉は、生命の発動である。たましいの息吹である。 生命とか、霊とかいっても、その発動以前は、有るとも無いともいえないでのある。稲妻のように、光らぬ前は電気の有無はわからないのである。 ひとたび発動して…
人のために尽くす 苦痛に出くわした時は、百八十度に方向をかえて、進んでゆけばよいのであるが、人は案外おろそかである。方向がちがっていることもわかりきっているのに、ずんずん深みに落ちて行く。道義も地にお…