助け|2月25日のことです。
Release: 2019/02/25 Update: 2019/02/25
助け
道を得たる者は助け多く、道を失へる者は助け寡し。(公孫丑下首章)
みちをえたるものはたすけおおく、みちをうしなへるものはたすけすくなし。(こうそんいしもしゅしょう)
【訳】
正しい道義の道を行っている者は自然と助けが多く、仁義の道を失った者は助けが少ない。
孟子一日一言、2月25日、今日の言葉です。
とうとうこの日がやってきました。
長かったような一年でした。
孟子、論語まだまだですが孟子も一年やりました。
改めて感じるのはこつこつ継続することの大切さです。
人からの助けによって今の自分はなりたっている。
そのことをしっかり受け止め今日を生きねばなりません。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
耳という心の関門 聞えぬことを無理に聞こうとして、聞き耳を立てたり、また聞いても聞かぬふりをしたり、耳をとおしてわが心を偽ることは皆、耳の機能をにぶらせ、耳を聞えなくすることである。 「風疎竹に来る …
苦しみは慈愛のムチ その人は重い胸の病にかかって、永年病床に呻吟していた。 ある日、病床に目覚めてこう思った。「自分はこれまでずいぶん我がままであった。両親をはじめ人様に、ずいぶん迷惑をかけた。もし私…
是(こ)の故に、馬を方べ輪を埋むるもの未だ恃(たの)むに足らざるなり。勇を斉えて一の若くするは、(九地) 是故、方馬埋輪、未足恃也。斉勇若一、(政之道也。剛柔皆得、地之埋也。) 「こういうわけで、戦闘…
物に動かされない心 物が貧しくなると心が乱れ、俸給の多少によってその働きに色をつけるような人間は、たくさん持たせると遊びをおぼえる、余裕ができると堕落する。 物質に動かされない心にして、はじめて物質を…
月を見る心 十六夜、立待ち、居待ちと、半月もよく、弦月もよい。糸のような月が高杉の秀にかかった風情は、言葉にあらわされない。 しかし、月のその一面を常に地球に向け、太陽光線を受けて常にその反面が光って…