人はわが鏡|3月9日のことです。
Release: 2019/03/10 Update: 2019/03/10
人はわが鏡
人は人、自分は自分と別々のいきものだと考えるところに、人の世のいろいろの不幸がきざす。
実は人はわが鏡である。自分の心を映す映像にすぎぬ。
親子、夫婦、交友、隣人、すべてわが鏡であって、わが心のままに変わって行く。
今日まで、相手を直そうとした。鏡に向かって、顔の炭をけすに、ガラスをふこうとしていたので、一こうにおちぬ。
自分の顔をぬぐえばよい。人を改めさせよう、変えようとする前に、まず自ら改め、自分が変わればよい。
3月9日、丸山敏雄一日一話(幸せになるための366話)言葉です。
自分が心を直すしかないんですね。
人は変わらない。
理解はしているんですが、そう簡単でもないのも確かなことです。
イラっとくる自分。そんな自分にどうなんだと問う心の余裕があればいいだけのことというのはわかっています。
自分だ変わればよい、しかし考え方を直すには時間がかかります。
あきらめないことですね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
商品は天下の宝 あなたのお店に扱っておられる商品は、これこそ天下の宝です。 これを尊ぶことが、その商品を大切にするもとになるのですが、十分研究されておられますか。 研究することは、それに興味を持つこと…
芸術道は鍛錬道 すべて我が国に生まれた芸術道は、いずれも捨我精進の鍛錬道でないものはありません。我が書道もまた、至純なり滅私錬成の芸術道であることは、いうまでもありません。 まず、机の前に端座する、筆…
元に還る 私どもは弱すぎるところがあって、すぐに危ない点がでます。これではぐあいが悪い。 お正月には、「おめでとう」。お盆には、祖先にお墓にお詣りをする。ときどき昔からやったことをして、「元に還る」と…
ウグイスを見て思うのであるが、一日どれだけのものを食うのであろう。コオロギ、キリギリスに甘露をなめさせたら、いったいどれだけなめるのであろう。チョウチョウ等は、ほとんど何も食わぬように見えるが、何日か…
母は母乳の如く 人を生み、育て、やしなう、これは親の愛である。家庭をつくり、社会をいとなみ、人の世の幸福と文化を生み出だすものとは、人の愛である。 愛の乳は、出しても尽きる時がない。愛は母乳の如く、与…