生命の糸 |3月23日のことです。
Release: 2019/03/24 Update: 2019/03/24
生命の糸
春風をはらんで、青空高く、いくつかのタコがあがっている。タコは風のまにまに上がったり下がったりおよぎまわっている。しかし、いつも一本の糸によって持ち主の手につかまれている。
人もまたこのように、造物主によって、グイとつかまれているものがある。それは生命の糸(根元)である。
この糸は、目にみえない。しかし、脈うっておる、大宇宙と同じリズムで。これをいき(息)という。これが造物主(大宇宙)より、人間につらなる生命の根であり、連絡の糸である。
丸山敏雄一日一話(幸せになるための366話)3月23日の言葉です。
呼吸というのはとっても大事です。
しかし、なんとあたりまえなことか。
息をしていない、心臓が動いていない。
あまり想像できないくらいです。
連絡がきれないようにするためにはどうするべきか。
規則正しく自然に法則にしたがうのがいいんでしょうね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
引き上げぶり 仕事の場合、時間がきたら、さっさと引き上げる。それは最もよいことである。 すべての仕事を、始末をつけ後片付けをして、道具、機械、物、そうした私の一日の仕事を助けてくれ、そうさしてくれた、…
宇宙とつながる「息」 母親の胎内に十カ月のやすらぎの成長を遂げると、呱々の声と共に、外界に生まれ出てくる。 その時、肉体は別になるが、呼吸のリズムは、母親と同じ調子に、ちょうど時計のネジをかえられたよ…
正平三年(西暦一三四八年)の今日は、私が武士道のかがみと仰ぐ若武者、楠正行(まさつら)が四條畷の戦いで奮戦し、かねてから思いさだめていた最後を迎えた日である。 一度決心した以上は、命を投げ出す覚悟のあ…
金銭を動かすとは 金銭は物質の中で、最も敏感な生物である。金銭はこれを大切にする人に集まる。 人は徳の高い人のもとに集まるように、物もまた少しでもよく動かしてくれる人のところに集まる。物をほんとうに動…
生命力を信じる 病気というものは、その人以外に、何人もそれをよくしてやれるものではない。己の、生命力が、盛んになる生きる力が、自分で、よくなるのである。 自分を信ぜず、偉大なる大生命を信ぜず知らず、ま…