「大我」と「小我」|4月19日のことです。
Release: 2019/04/19 Update: 2019/04/19
「大我」と「小我」
人には互いに助け互いに思う、二つの我がある。
「大なる我」は常に、国家にあり、民族にあり、世界にあり、文化にある。
「小なる我」は、おのおのその職場にあり、その仕事をはたらき、日々喜びに満ちて、これが唯一の我が職場と守りぬく。
「大我」は、遠く何千年の過去を窮めて、未来五十年百年の前途を思う。
「小我」は明朗愛和の家庭の中心として、ここに据えられて野心がない。
丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、4月19日の言葉です。
自分の夢やビジョンが大我となるように戦中、戦後は考える人が多かったから日本はここまで大きくなったんでしょうね。
こないだ読んだ「世界史とつなげて学べ超日本史」の中では世界史の中にはしっかりと日本文明があるとありました。
日本という国はたくさんのことを受け入れながらそれを日本文化に変えることができる国民性があるということです。
今はとても平和なので感じることは難しいかもしれませんがDNAにもっているものもあるということでしょうね。
本を読むと新たな発見があっていいものです。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
人間としての嗜み 諸君らは、傘をさして歩くときは、斜めに肩をもたせかけたりなどしないで、柄を垂直にしてさすものです。また天気になったらキチンと畳んで、柄の先が地面を引きずらないようにするのです。 なお…
明るい心で堂々と 後ろ向きに歩くから、溝に落ちるのである。先々を恐れるから、憂えるその心の影が、わるいこと苦しいことを招きよせる。 「貧するから鈍する」のである。 「希望は心の太陽である」。日が昇れば…
人生の一生というものは、いわゆる「照る日曇る日」であって、雨の日どころか、いつ晴れるやら分からぬほどの長い梅雨もあるわけです。しかし、いかに梅雨時が長いといっても、いつかは晴れる日が来るように、「人生…
他界の太陽 物がそのままの相(すがた)にある。これを存在という。存在の動(積極)の面、これを「はたらき」といい、静(消極)のがわ、これを「やすらい」という。 「はたらき」の目標がきまり、軌道に乗った態…
優れた師①叱らずして悦服(えっぷく)させる 本当に偉い方というものは、そうみだりに声を荒げたて、生徒や門弟を叱られるものではないのです。第一にその必要がなかろうと思うのです。 大声で生徒を叱らねばなら…