薫風|6月1日のことです。
Release: 2019/06/01 Update: 2019/06/01
薫風
郊外に出てみると、もうすっかり新緑だ、初夏だ。世はまっくら闇であるが、自然の、何という美しさだろう。何百年、何千年前の、そのままの草・木・鳥の声、人がどう変わろうと、少しも変わらぬ、動かぬ、昔のままの初夏のさみどり。我が森には今、若葉楓のそよぎの下かげに、山吹がさいている。かぼちゃの苗ものびた。ないものをたべようとするから、書がかけぬ。あるものをたべる、そこに食べ物は無限である。
この心で、ゆうゆうと筆をとろう。毎日毎日、明日も明後日も・・・・。
丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、6月1日の言葉です。
詩を書くことが毎日の日課。
毎日何か続けていく。
これはとても大事なことです。
詩を書くとか、歩くとか、ブログとか。
ふと何か気づくことがあります。
そういう瞬間が楽しいことでもあります。
今の言葉は今の心境の反映なんでしょうね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
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