歌の心|6月14日のことです
Release: 2019/06/14 Update: 2019/06/14
歌の心
自然の風光に美を見出すということは、実は、内にあるわが心をひらいて美に通じるわが本性を振り立てることである。
「我」とは、小さい肉体に限られているものではない。ほんとうの「われ」は、肉体の外に幾重ものひろがりを持ち、宇宙に充ちている。玲瓏と輝く、限りもなく、きわみもない霊である。
このまだま(真霊)をあるがままの本性に振り立てて、鳴り響かせる。ここに真が輝き、渾然として聖の光耀がある。こうした物心一如の光耀を三十一文字にしらべあげる。これが歌である。
6月14日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
短歌、和歌。
みそひともじともありました。
どちらかというと苦手な部分で学生時代にかふれたことのないものですね。
短歌と書道をこよなく愛した丸山敏雄。
時間を作って学ぶことも必要かもしれませんね。
ユーキャンだな。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
人の生命を神にうけているが、一度生まれれば、各々の自性をうけて自由となる。この自由は、舞台における俳優の自由である。 人生は演劇である。劇作家、監督、演出、それはただ一人でかねていて、到らぬくまもなく…
人間は発電体 中国地方に、実業家があった。あるところまで成功すると我がままが出、身体をそこね、事業も一気に下りはじめた。 ふとした事から、「君の滅入った心が、事業をだめにする。さびしい心が、人を寄せつ…
陰の構え 弓道の極意は、的を狙って矢を中てるのではない。的と矢とが一つに合して、自らからにして中たる。矢の連続が的である。射放つのではなくて、的が弦をうながして、その力で矢を引きつけるのである。 的を…
心のスイッチ 自分の物と思いこんでいた肉体は我が体ではなかった、偉大極まりもない大自然の生んだ命であった。 ここに気がついて、一切の気がかりをすっぱり投げ捨てた時、自己の存在が実になる。 命が自覚し、…
時の記念日 六月十日は、「時の記念日」である。 しかし時間を正確に守るのは、実は文化の進んだ社会でのことではなくて、動物の生活は、時間厳守で一歩もまちがえない。 正しい時間の中に生きているのが、生物の…