希望は心の太陽|7月6日のことです。
Release: 2019/07/06 Update: 2019/07/06
希望は心の太陽
夜が明けたから、日が出るのではない。日が出たから夜が明けて、万物が眠りからさめて、生々と活動をはじめるのである。
夜になっても、太陽はなくなったのではない。地球はいつも太陽の光明の中につつまれている。ただその半分だけは、しずかに休ませているのである。
希望は心の太陽である。つごうがよいから希望をもつのではない。一生に二度と出くわすことの出来ぬ仕事だから希望をもつのである。天から与えられた命、親からいただいた体だから、その前途にもえるような希望をもつのである。
7月6日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
都合がよいから希望を持つのではない。
人は希望を自然と持つということでもありますね。
今の現状が苦労であったり、大変であっても片側では太陽は輝いている。
自然と日は出てくる。
希望をもって将来を考えたいものです。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
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