人間は発電体|8月12日のことです
Release: 2019/08/12 Update: 2019/08/12
人間は発電体
中国地方に、実業家があった。あるところまで成功すると我がままが出、身体をそこね、事業も一気に下りはじめた。
ふとした事から、「君の滅入った心が、事業をだめにする。さびしい心が、人を寄せつかせなくするのだ」と友人に教えられた。これはいかぬと、夕食を大人数一緒に食べ、店は大売り出しを始めた。その日から、体の自由がききだした、商売も事業もにぎやかになった。
人間は一つの発電体のようなもの。朗らかであると、明るいあたたかい電気を放ち、相手を同じ心持ちに引き入れる。
8月12日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
自分の気持ちは自分でしか解決できない。
セルフコーチングの技術の大事かもしれませんね。
やっぱり悪循環というものがあって一度うまくいかないことがあると気が滅入ることはあります。
それでも朗らかにいようと明るくいようと努めることが大切ですね~。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
其の親を親とし、其の長を長として 人々其の親を親とし、其の長を長として、天下平かなり。(離婁上十一章) ひとびとそのしんをしんとし、そのちょうをちょうとして、てんかたいらかなり。(りろうかみだいじゅう…
捨欲即大欲 人間が真に捨てるということは、意気地なしになるどころか、それこそ真に自己が確立することであります。否、さらにそれによって、天下幾十万の人々の心の中までも伺い知ろうという、大欲に転ずることで…
よいものは栄える 社会は一つのもの(全一統体)として、一つの目的(すすみ、栄え、太る)に進行をつづけて一日も一分も止みません。ですから、これに追いつて行くものは栄え、反抗するものはだめになるでしょう。…
人の患は、好んで人の師となるに在り 人の患は、好んで人の師となるに在り。(離婁上二十三章) ひとのうれいは、このんでひとのしとなるにあり。(りろうかみにじゅうさんしょう) 【訳】 人間の悪い癖は、とか…
読書は、いわば鉄砲で的をねらううようなものです。しかしいかにねらいを定めても、引き金を引かない限り、一向恐ろしくないでしょう。引き金を引くとは、実行ということです。そこでどんな本を読んでも、実行の心が…