物を知り、己を知る|9月27日のことです
Release: 2019/09/27 Update: 2019/09/27
物を知り、己を知る
知れば愛情が自然にわき、いよいよ物を知るようになる。
商品などの取り扱いについては、産地・出所・経路などを詳しく知ると同時に、品質・特色なども詳しく承知していることが、客に対する備えではなくて、物の対する倫理である。
自分が今日取り扱っているものを知ることは、己をいよいよ深く知ることである。
9月27日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
自社の商品やサービスをしっかり知ることは非常に大事なことですね。
しかし教えるには結構時間のかかることでもあります。
お客様のためではなく物にたいるす倫理だというのはまた極端ですが常にそういう気持ちを物に対して持つことは大事なことかもしれません。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
仕事を追う 出発の良し悪しが、その日の仕事に、どのように関係するか。気をつけてためしてごらんなさい。仕事が順序よくいく。人が都合よく来る。話がよくまとまる。 それはなぜでしょうか。仕事を追うからです。…
人生は善 世の中も大自然の進行のように、因果の関係によって、一糸乱れず、一物の不足、一事の不都合もなく、今ここに、こうした状態が発生している。 これに対し、或いは善を見て喜び、または悪と思って悲しむ。…
客を迎える心 掃除がよく行き届いて、よきほど装飾された店は、なんとも言えぬすがすがしさです。 こうした中にいる人の心は、うきうきと朗らかな喜びと一種のハズミをもって、生き生きとしています。その空気、フ…
行きづまりに出あいました時が、芸能の成るか成らぬかの岐れ路です。と同時に、新しい境地に進む一歩手前なのです。 掴んだ境地に満足していたら、進歩の見こみはないのです。一たん進み得た境地も満足できなくなる…
親・貴 之れを親しむには其の貴からんことを欲す。(万章上三章) これをひたしむにはそのとうとからんことをほっす。(ばんしょうかみさんしょう) 【訳】 人を親しみ愛すれば、誰しも貴かれと願(い、また富む…