人に形せしめて我に形無ければ、則ち我は専(もっぱ)らにして敵は分かる。我専(もっぱ)らにして一に為り、(虚実)|3月6日
人に形せしめて我に形無ければ、則ち我は専(もっぱ)らにして敵は分かる。我専(もっぱ)らにして一に為り、(虚実)
故形人而我無形、則我專而敵分。 我專爲一、(敵分爲十、是以十攻其一也。 則我衆敵寡、能以衆撃寡、則吾之所與戰者約矣。)
「敵は形をなしその動きはよく見えるが、わが方は形なさず動きが見えないようにすれば、わが軍はまとまり敵軍は分散する。わが軍が一となり、(敵が十に分散すれば、十で一の力と戦うことになる。つまり、味方は多勢で敵は無勢。多数で少数と戦えば、相手は貧弱となる)」
かっこ内は、敵に分かれて十と為らば、是れ十を以て其の一を攻むるなり。則ち我衆にして敵は寡なり。能く衆を以て寡を撃たば、則ち吾の与に戦う所は約なるかな。と訓ずる。
3月6日、孫子・呉子一日一話(兵法に学ぶ人と組織の動かし方365)の言葉です。
おはようございます。
納得の言葉ですね。
形を見せない。敵にわからないようにして敵を分散させる。
敵を細かくわけ五倍の以上の多勢なれば絶対負けない。
それをくり返すわけですね。
だからベトナム戦争はアメリカが負けるわけですね。
今日も一日がんばります。