圮地には吾将に其の塗を進まんとす。(九地)|8月4日
Release: 2020/08/04 Update: 2020/08/04
圮地には吾将に其の塗を進まんとす。(九地)
圮地吾将進其塗。
「行軍の難儀な圮地においては、わたしは、進軍をつづけて一刻も早くそこを脱することを考えねばならない」
圮地は絶地の中にのみあるとはかぎらないが、山林、険しい所、湿地帯など、行軍の難儀する地域のことである。こういう場所では進軍あるのみで、一刻も早くそこを離れ、部隊を展開できる所、行軍が自由にできる所へ出なければならない。
”塗”は”途”と同じ意味である。
8月4日、孫子・呉子一日一話(兵法に学ぶ人と組織の動かし方365)の言葉です。
おはようございます。
戦ってはいけない場所が圮地。
こういう場面はビジネスでもあるでしょうね。
すばやくやり過ごす。
前へ進むことだけが大切な場面。
すばやく通過です。
今日一日がんばります。
関連コンテンツ
順逆を越える 人間は、この「暑い」「寒い」と言わなくなったら、そしてそれを貫いて行ったとしたら、やがて順逆を越える境地に至ると言ってようでしょう。【454】 #修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿…
学校のみにたよらず なるほど学校には、学校独特の長所のあることは申すまでもありません。しかしながら、人は決して学校だけで完成されるものではないのです。人間としての深みや味わいは、学校のみにたよらず、常…
仕事が面白い 遠路を歩んで疲れそうになると、歌を歌う。田植えの時でも、「今日はこれだけは」と必死になる時、田植え歌を始める。すると、急に能率があがり疲労も少ない。 それは仕事が面白くなるからである。す…
悪習がなおった 老父が、飲酒の悪習があって困る。年は七十に近い。子夫婦も孫たちも飲酒を止めさせようとする。しかし祖父のくせは衰えるふうがない。 或る時、決心した。「老父に今さらこの風習を変えさせようと…
苦難は正義の友 ある人は言った。 「難問題にぶち当たった時、もつれた糸をときほぐすような気持ちでこれにあたる。急いではならぬ、さわいではいかぬ。じっと見ていると、糸口が見つかる。静かに、一つひとつほぐ…