水を絶(わた)れば必ず水より遠ざかる。客水を絶りて来らば、これを水の内に迎うる勿れ。(行軍)|4月15日
水を絶(わた)れば必ず水より遠ざかる。客水を絶りて来らば、これを水の内に迎うる勿れ。(行軍)
絶水必遠水。客絶水而来、勿迎之於水内。(令半済而撃之利。欲戦者、無附於水而迎客、視生処高、無迎水流、此処水上之軍也。)
「②河川地帯で戦う場合。
河を渡ったら必ずその河から遠ざかる。敵が河を渡って攻めてきたら、水中で迎え撃ってはならない。(敵の半分が渡ったところで攻撃をかけるがよい。攻撃のときは河に近づきすぎるな。高所に布陣せよ。河下で河上の敵と戦うな)」
半ば済(わた)らしめてこれを撃たば利なり。戦わんと欲すれば、水に附(つ)きて客(かく)を迎うること無かれ、生を視て高きに処り、水流を迎うること無かれ、此れ水上に処(お)るの軍なり。
4月15日、孫子・呉子一日一話(兵法に学ぶ人と組織の動かし方365)の言葉です。
おはよございます。
まずは大前提として行軍では安全・危険の見極めが大事。
河を渡ったらすぐにその河から離れる。
河に入った敵は高い所から攻撃する。
下流よりも上流。
リーダーはしっかり今の現状を見極めなければいけません。
安全と危険を見極めながら動きます。
今日も一日がんばります。