凡そ此の六者は、敗の道なり。将の至任、察せざるべからざるなり。(地形)|6月3日
凡そ此の六者は、敗の道なり。将の至任、察せざるべからざるなり。(地形)
凡此六者、敗之道也。将之至任、不可不察也。
「そもそも、以上のべたこの六項目(走、弛、陥、崩、乱、北)が敗北の常道であって、こうならないように努力するのが、将軍たる者の重要な任務である。だから、よくよく配慮することが望ましいのだ」
五月二十六日分と同じ結論(前は地形の原則、今度は敗戦の原則)である。
要するに、一軍の将たる者は、地形の原則を把握すると共に、敗北の理由をよくわきまえなければならない、と教えている。
6月3日、孫子・呉子一日一話(兵法に学ぶ人と組織の動かし方365)の言葉です。
おはようございます。
戦争の勝敗には地形と軍の態勢が大きく左右するということ。
地形では(通・挂・支・隘・険・遠)
軍の態勢(走、弛、陥、崩、乱、北)
これらのことをよく理解しなければいけませんね。
大雑把に言うと危険な場所では戦わない、リダーはしっかりとした信念をもって学ぶこと。
そうしないと負けるということですね。
これらをパターン化して組み合わせることで相手にも勝てるということもあるんでしょうね。
今日も一日がんばります。