人間をつくる三つの要素
Release: 2022/07/31 Update: 2022/07/31
人間をつくる三つの要素
人間というものは、これを大きく分けると、だいたい血、育ち及び教えという三つの要素から出来上がると言えましょう【144】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
考えてみると、血と育ちからくる人間のあくというものは本当にぬけるものではありませんね。
人間幼少期がいかに大事かということを思い知らされる気もします。
永い年月というものでもなくこの僅かな期間を生涯にわたって引きずっていくというのですから驚きです。
それほどまでに血と育ちが合わさってしまうのだと感じるのです。
しかし、それも天命とも言えるものだと思います。
どの家庭に生まれ、育つかということは誰にも決められるものではないのですから。
出会いの中から自分で感じていく。そして修正しようと考えるのかもしれません。
簡単にどうこう出来る問題ではありませんが、気づくことしてしまったのですから努めるようにしたいですね。
関連コンテンツ
酔生夢死の徒 人間が志を立てるということは、いわばローソクに火を点ずるようなものです。ローソクは、火を点けられて初めて火を放つものです。同様にまた人間は、その志を立てて初めてその人の真価が現れるのです…
その昔道元禅師が、求道のために遥ばる支那に渡って、ある禅寺に入れられた処、一人の年老いた長老の老僧が、炎天下に茸の筵の上に干しているのを見られて「この暑いのに、かような事をご自身でなさらなくても、誰…
一日読書しなければ 読書はわれわれ人間にとっては心の養分ですから、一日読書を排したら、それだけ真の自己はへたばるものと思わなばなりません。【65】 #修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常…
恩に報いる 師に対する最高の報恩は、まさに師を越える一路の外ない。【523】 #修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新 師もそうでしょうが、親としても超えてほしいと…
ヒントは書物の中に 諸君が将来何らかの事に当たって、必要が生じた場合、少なくともそれを処理する立場は、自分がかつて読んだ書物の中に、その示唆の求められる場合が少なくないでしょう。つまりかつての日、内心…