無量の鉱石を掘り起こす
Release: 2022/09/01 Update: 2022/09/01
無量の鉱石を掘り起こす
お互い人間として最も大切なことは、単に梯子段を一段でも上に登るということにあるのではなくて、そのどこか一カ所に踏みとどまって、己が力の限りハンマーをふるって、現実の人生そのものの中に埋もれている無量の鉱石を、発掘することでなくてはならぬ。【99】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
教授の深い考えには頭が下がる思いですが、様々な事情で上の学校へいけないような人にとってはとてつもない勇気を与える言葉でしょうね。
上へ上へと行くことだけが良いわけではない。
只今の現状を深く考え極めるような人になってほしいということでしょうか。
人間の欲は上へ上へということがあります。
そうではなく深く深くが大事なんでしょね。
そうなってくると自分の出来ることはたった一つを極めることに集中することかもしれません。
関連コンテンツ
たとえ時代がいかに推移し展開しようとも、人は自らの職業を天より与えられたわが使命達成の方途として、これに対して自らの全身全霊を捧げるところに、人生の真の幸福は与えられる。 運命を創る100の金言 た…
無礼講 人間の地金は、お酒の席でよく分かるものです。いい年をしながら、宴会を無礼講だなどと考え違いをして、勝手のいい放題をしているようでは、人間も一生浮かばれないんですネ。【137】 #修身教授録一日…
齢を尊ぶ 松陰先生は、人間にして爵の尊さを知って得の尊さを知らないものは、その愚かなことはいうまでもないが、しかし徳の尊さを知って齢の尊ぶべきを知らないものは、未だ真の人物とは言いがたいということを、…
人間は職業に対する報謝として、後進のために実践記録を残すこと。この世への報謝として「自伝」を書くこと。そして余生を奉仕に生きることーこの三つは、人間としての最低の基本線でどうしてもこれだけはやり抜かね…
実践して分かること 廊下の紙屑というものは、それを見つけた人が拾ってやるまで、いつまでそこに待っているものです。もっともこれは、紙屑を拾うように努めている人だけが知っていることなんですが。このように世…