下座を行ずる②
Release: 2022/09/24 Update: 2022/09/24
下座を行ずる②
世間がその人の真価を認めず、よってその位置がその人の真価よりはるかに低くても、それをもって、かえって自己を磨く最適の場所と心得て、不平不満の色を人に示さず、わが仕事に精進するのであります。これを「下座を行ずる」というわけです。【417】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
肯定的捉えることを教えるのは簡単ではないですね。
子供の不平不満を聞いてあげるにも必要ですが捉え方一つで変わるということを自分が実践していないから伝わらないのでしょうか。
まずは、継続したこんなことがあるよということが一つでも目に見えればいいのですが。
下座を行ずるということは、まさに肯定的であることが大前提です。
自分の方が以前は上にいたと感じることがすでに否定的な気もします。
何事にも「よしここで鍛錬する」という気持ちがあることはすでに肯定的なことです。
今日は何を鍛錬するかそれは仕事であり学生は勉強というわけです。
これでは伝わらないな(笑)
関連コンテンツ
教育者の使命 現世的欲望を遮断しつつ次代のために自己を捧げるところこそ、教育者の教育者たる真の使命はある。【282】 #修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新 修身…
人生の意義②力を出し切る 自分が天からうけた力の一切を、生涯かけて出し切るところに、初めて、小は小なりに、大は大なりに、国家社会のお役にも立ち得るわけで、人生の意義といっても、結局はこの外にはないと言…
死後に名が残る人 死後にその名が残るということは、その人の精神が残るということです。では一体どういう人が死後にもその名が残るかといいますと、生前国のために尽くす心が深くて、死んでも死に切れないとうい思…
最初に結果を求めるな① およそ人間というものは、できるかできないかは、生涯を賭けてやってみなければ分かるものではないのです。ですから、できるかできないかは、一生の最後に至って初めて分かるわけです。【3…
人生の意義は深さにある 人生の真の意義は、その長さにはなくて、実にその深さにあると言っていいでしょう。ではそのように人生を深く生きるとは、そもそもいかなることを言うのでしょうか。畢竟するにそれは、真実…