理論を真の力に高める
理論を真の力に高める
そもそも人間というものは、単なる理論だけで立派な人間になれるものではありません。理論が真に生きてくるのは、それが一個の生きた人格において、その具体的統一を得るに至って、初めて真の力となるのです。したがって諸君らも、単に理論の本を読んでいるだけでは、決して真の力は湧いてこないです。【484】
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理論も持たない人はそれ以下ということは言うまでもないことですね。
自分の凝り固まった思考は実際には相当の努力をしてもなかなか変わりません。
これが幼少期のわずかな間に形成されるというのはすごいことだとも言えます。
子供のころの脳の発達時に誰に教えをもらうのかということの重大さが改めて感じられます。
終生の師を持てというのはこういった思考を消し去るためには師匠が必要なんだと教えてくれているのでしょうかね。
瞬間的な思考を強制的に直すのではなく、その考えが湧かないようには出来ないものなのでしょうか。
人それぞれに思うことは違うのでしょうがどこかで表現として出てしまう場合がありますよね。
落ち葉も風情があると感じる場合と片づけが大変だというのではだいぶ違うものです。
どうにかならないのかなぁと思いますよ。