人生の主役|4月1日のことです。
Release: 2018/04/01 Update: 2018/04/01
人の生命を神にうけているが、一度生まれれば、各々の自性をうけて自由となる。この自由は、舞台における俳優の自由である。
人生は演劇である。劇作家、監督、演出、それはただ一人でかねていて、到らぬくまもなく、及ばぬ時処もない。この演劇は悠久の古から永遠の未来にまで踊りつづけている、大規模の幕なしの劇である。全地上が舞台であり、濃藍の海と、緑の岡と、コバルトの空と、背景の美しさ。花あり、紅葉あり、鳥鳴き、魚躍る。その大演劇の主役は、己自身である。
丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、4月1日の言葉です。
人生は演劇のようなもの。
たしかにその通りです。
実際、自分で夢を描きそのようになるためにしていくことは誰しもがしていることです。
一人ひとりに人生があり、自分で選び生きている。
自分が主役なんですね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
慢心は成功の敵 復員したある人は、中部地方の村で、百姓をするこに定めた。 分け与えられた土地は、村でも有名なやせ地。植え付けも終わったが、やせ細った稲。しかし、悲観しなかった。「がんばるぞ」と、だんぜ…
現在に生きる 人は常に、現在の一瞬に生きている。そのほかは我はなく、これを外しては人生はない。 過去はすぎさった現在であり。未来は来ようとする現在である。ただ今に生きる、これが人生である。 現在の一瞬…
まことの芸術 苦難のないところに、ほんとうの芸術は生まれない。 名優のおどりを見、大家の名画を見ると、神技自在、何のこだわりもなく、すこしの苦しみも見えないが、これこそ全く一生かけて苦しみぬいた汗の賜…
物に動かされない心 物が貧しくなると心が乱れ、俸給の多少によってその働きに色をつけるような人間は、たくさん持たせると遊びをおぼえる、余裕ができると堕落する。 物質に動かされない心にして、はじめて物質を…
水使いを嫌うな 私が中学校長をしていた或るクラスに有名なシモヤケのひどい生徒がいた。 ある寒風の吹く日、生徒が教室で掃除をしている。はいって行くとそのシモヤケの生徒がいる。見ると雑巾を二本の棒ではさん…