身に在り|4月25日のことです。

身に在り
人恒に言あり。皆天下国家と曰ふ。天下の本は国に在り、国の本は家に在り、家の本は身に在り。(離婁上五章)
ひとつねにげんあり。みなてんかこっかという。てんかのもとはくににあり、くにのもとはいえにあり、いえのもとはみにあり。(りろうかみごしょう)
【訳】
世の人々は口癖のように、誰でも「天下国家」という。しかし、その天下の本は国にあり、国の本は家にあり、家の本はわが身にある(一身を修めずして天下国家を論ずるのは無意味である)。
川口註ーー松陰が「講義テーマ」として、抽出したのは、「家の本は身に在り」である。これだけでは全体の意味を十分に理解できないので、その前部を追加した。
4月25日、孟子一日一言です。
自分の家が荒んでいるのに国のことを語るなといのはたしかにそうです。
夫婦、家庭、仕事がまず先ですね。
国がどうのとかいう前に自分んちどうなのということです。
そして一番は自分だとも思います。
自分を修めることが出来ていないければいけません。
率先して自ら行うことが大切ですね。
今日も一日がんばります。