夫婦は一対の反射鏡|5月9日のことです。
Release: 2018/05/09 Update: 2018/05/09
夫婦は一対の反射鏡
夫婦は違いに向いあった反射鏡である。夫が親愛の情にもえてやさしくすれば、妻は尊敬信頼して、世の中の夫より外に男性はないと、ただ一途に夫にたよる。この時夫は又、世の妻より外によき女性はいないと、愛情をかたむける。
反対に夫がいばりすぎ、封建思想をふりかざすと、妻は小さくなって、内にこもって亀のように強情になる。
夫婦は互いに相手をを直したいと思うのは逆である。ただ自分をみがけばよい。己を正せばよい。その時、相手は自然と改まる。夫婦は向いあった一組の鏡である。
丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、5月9日の言葉です。
日々の生活の中でたくさんの当たり前が発生してしまいますね。
一番嫌な部分も見てるし、見せている。
人は鏡ともいいますが、一番強烈な鏡なんでしょうね。
いつも出来ていない自分を近くで見ている奥さんには感謝しなければなりませんね。
すべての原因は自分自身です。
反省ですね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
清濁あわせのむ 戦いは勇ましいように見えるが、静かに考えると、勇に似てまだ充分でない、義に似て完全ではない。 大勇は動かざるにある。沈勇は発せざるにある。 けんかの時、強い方は手を出さぬ。大義は、わた…
和のもとは愛 自然は調和の姿である。宇宙は大和の相である。春の華、夏の栄え、秋の実、冬の充実、一つとして和の姿でないものはない。 愛和は本と末、原因と結果の関係が愛によって和を得た相。和のもとは愛であ…
本業の覚悟 自分の生命をかけての本業、これはたとえどんなことがあっても微動だもしてはならぬ。すべての勢力を傾け、研究をつくし、身をもって実行して、これについての勉強ぶりは天下何人にもひけをとらぬ、とい…
冬は葉もふるい落し、枝もはだかになったような植物、枯れたように見える草木などは、実は衣更えの最中である。ゆびも凍るような高山の霧氷にとさされた木々の小枝、何とすさまじいがんばりだろうか。 まことに動物…
清愛 私は、実は修学のため遠く遊んで、母の死にあっていない。 ことあって独居沈思の永い閑居を得たとき、これまで父母に対して重ねた不孝、自ずからにして胸つぶれ、涙さん然として止めがたい。ただ壁に向かって…