思へばー得・思はざればー得ざるなり|8月29日のことです。
思へばー得・思はざればー得ざるなり 心の官は則ち思ふ。思へば則ち之れを得、思はざれば則ち得ざるなり。(告子上十五章) こころはかんはすなわちおもう。おもえばすなわちこれをえ、おもわざればすなわちえざる ・・・
思へばー得・思はざればー得ざるなり 心の官は則ち思ふ。思へば則ち之れを得、思はざれば則ち得ざるなり。(告子上十五章) こころはかんはすなわちおもう。おもえばすなわちこれをえ、おもわざればすなわちえざる ・・・
大体ー大人・小体―小人 其の大体に従へば大人となり、其の小体に従へば小人となる。(告子上十五章) 【訳】 (人の体には大体と小体の区別があるが)大体、すなわち良心に従っていけば偉大な人物となる。小体、 ・・・
大を養ふ者は大人となる 其の小を養ふ者は小人となり、其の大を養ふ者は大人となる。(告子上十四章) そのしょうをやしなうものはしょうじんとなり、そのだいをやしなうものはたいじんとなる。(こくしかみじゅう ・・・
養ふ所以のものと知る 拱把の桐梓は人苟も之れを生(長)ぜんと欲すれば、皆之れを養ふ所以のものと知る。(告子上十三章) きょうはのどうしはひといやしくもこれをしょうぜんとほっすれば、みなこれをやしなうゆ ・・・
類を知らず 指の人に若かざるは則ち之れを悪むを知り、心の人に若かざるは則ち悪むに知らず。此れを之れ類を知らずと謂ふなり。(告子上二十章) ゆびのひとにしかざるはすなわちこれをにくむをしり、こころのひと ・・・
無名の指屈して信びざるあり 今、無名の指屈して信びざるあり。(告子上二十章) 【訳】 今、仮に、薬指が曲がってしまって、のびない人がいたとする。 8月24日、孟子一日一言の言葉です。 薬指が曲がって伸 ・・・
放心を求むるのみ 学問の道は他なし、其の放心を求むるのみ。(告子上十一章) がくもんのみちはほかなし、そのほうしんをもとむるのみ。(こくしかみだいしゅういちょう) 【訳】 学問の道は外にはない。ただ、 ・・・
人ー求むることを知る 人、雞犬の放るるあれば則ち之れを求むることを知る。(告子上十一章) ひと、けいけんのはなたるるあればすなわちこれをもとむることをしる。(こくしかみだいじゅういちょう) 【訳】 人 ・・・
仁は人の心・義は人の路なり 仁は人の心・義は人の路なり。(告子上十一章) 【訳】 仁は人間が生来的にもっている心である。義は人間がふみ行うべき道である。 〇松陰は、「人の本心は仁に他ならない。人のふみ ・・・
本心を失ふ 郷には身死するが為めにしてすら受けず、今は妻妾の奉の為にして之れを為す。(中略)是れ亦以て已むべからざるか。此れを之れ其の本心を失ふと謂う。(告子上十章) さきにはみしするがためにしてすら ・・・