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水に感謝|11月20日のことです。

丸山敏雄 2018/11/21公開

水に感謝 私は皆様に提唱したい。「朝あさの洗面こそは、私どもが物質の恩を感謝する最初の礼式」と致そうではありませんか。 井戸(水道の出口)に向かって一礼して、この清水をちょうだい致しましょう。そして、 ・・・

苦難は正義の友|11月19日のことです。

丸山敏雄 2018/11/19公開

苦難は正義の友 ある人は言った。 「難問題にぶち当たった時、もつれた糸をときほぐすような気持ちでこれにあたる。急いではならぬ、さわいではいかぬ。じっと見ていると、糸口が見つかる。静かに、一つひとつほぐ ・・・

務を知らず|11月19日のことです。

孟子 2018/11/19公開

務を知らず 三年の喪を能くせずして而して緦・小功を之察し、放飯流歠して而して歯決なきを問ふ。是れを之れ務を知らずと謂ふ。(尽心上四十六章) さんねんのもをよくせずしてしこうしてし・しょうこうをこれさっ ・・・

言葉を練る|11月18日のことです。

丸山敏雄 2018/11/18公開

言葉を練る どうしたならば、言葉が本来の威力を発動してくるのであろうか。 言葉も、これを知っただけで、なまはんかに使ったのでは、まだ借りものでしかない。 何度も何度もつかって、つかって、使いこなして、 ・・・

親を親しみて|11月18日のことです。

孟子 2018/11/18公開

親を親しみて 親を親しみて民を仁し、民を仁して物を愛す。(尽心上四十五章) 【訳】 まず親族に心から親しみ、その心を推し広げて人民に仁をほどこし、人民に仁ををほどこした後、物を愛するのが正しいあり方で ・・・

はたらきと遊び|11月17日のことです。

丸山敏雄 2018/11/17公開

はたらきと遊び はたらきも、気持ちよくやっておればこれほど愉快なものはなく、はたらき自身が遊びとなる。 昔の人が、「芸に遊ぶ」といったのは、この境地をさしたのであろう。 そう見てくると、はたらきと遊び ・・・

挟みて問う|11月16日のことです。

孟子 2018/11/16公開

挟みて問う 貴を挟みて問い、賢を挟みて問い、長を挟みて問ひ、勲郎あるを挟みて問い、故(旧)を挟みて問ふは、皆答へざる所なり。(尽心上四十三章) きをさしはさきみてとい、けんをさしはさみてとい、ちょうを ・・・

万象わが師|11月16日のことです。

丸山敏雄 2018/11/16公開

万象わが師 自然の真理は百科事典、書籍の索引である。万象は真理の顕現であり、芸術の開花である。 目を開いてこれを見、口をすすいでこれを味わい、心を空にしてこれに対するとき、興味津々、地上は喜びの楽土に ・・・

空所をもつ|11月15日のことです。

丸山敏雄 2018/11/15公開

空所をもつ 恩師は私に「空所をもて」と教えてくれた。空所というのは、一家のだれも住んでいない部屋(神仏の間とか)があるように、一日に一度、職業と関係のない時間をもてといったことである。空なところとは、 ・・・