弟子の心得|9月25日のことです。
弟子の心得 聖人たちは、当時の大衆によって、直ちに”人類の教師”としての偉大さを見出され崇敬を集めてのではなかった。 どうしたいきさつで、偉大さをたたえられるに至ったのであろうか。 それは何人かの選ば ・・・
弟子の心得 聖人たちは、当時の大衆によって、直ちに”人類の教師”としての偉大さを見出され崇敬を集めてのではなかった。 どうしたいきさつで、偉大さをたたえられるに至ったのであろうか。 それは何人かの選ば ・・・
言うべき事は言う 「人は、自分の思うことをズバリといってのけることのできぬ人間はだめだ、人の喜ばぬことでも言うべき事はあっさりと気がるに言うことが正しい」と常に私は教えられました。 人に気がねしたり遠 ・・・
今の所謂良臣は古の所謂民族なり 「我能く君の為に土地を平辟き、府庫を充たす」と。今の所謂良臣は古の所謂民族なり。君道に郷はず仁に志すして、之れを富まさんことを求む。(告子下九章) 「われよくきみのため ・・・
元に還る 私どもは弱すぎるところがあって、すぐに危ない点がでます。これではぐあいが悪い。 お正月には、「おめでとう」。お盆には、祖先にお墓にお詣りをする。ときどき昔からやったことをして、「元に還る」と ・・・
まっしぐらに進む 水はただ万鏡・万物に順応して、ただ己の天性を守り、使命をつくし、すきあって入らざるなく、低きについて流れざるはない。 人もまた生まれて以来、目指す方途に向かって進みに進むこと、また、 ・・・
人生は一本勝負 ベルが鳴り始める。その最初のリンでサッと立つ。食事のつかいが来る。さっと食卓につく。寝る時間がくる。サッと床に入る、さっと眠る。 開始の合図がある。サッ腰掛ける。終わりの宣告がある。サ ・・・
月を見る心 十六夜、立待ち、居待ちと、半月もよく、弦月もよい。糸のような月が高杉の秀にかかった風情は、言葉にあらわされない。 しかし、月のその一面を常に地球に向け、太陽光線を受けて常にその反面が光って ・・・
己をあざむく者は 約束の中で、最も破りやすく守りにくいのは、自分自身、「こうしよう」「これはすまい」と心にきめたきめごとである。 実は、一度口にした事、心にこうと定めた事は、宗教的に言えば神との約束と ・・・
道に当り仁に志さしむるのみ 君子の君に事ふるや、努めて其の君を引きて以て当り仁に志さしむるのみ。(告子下八章) くんしのきみにつかうるや、つとめてそのきみをひきてもってみちにあたりじんにこころざさしむ ・・・
大夫は今の諸侯の罪人なり 故に今の大夫は今の諸侯の罪人なりと曰ふなり。(告子下七章) ゆえにいまのたいふはいまのしょこうのざいにんなりというなり。(こくししもななしょう) 【訳】 (今の大臣は皆主君の ・・・