牛山の木嘗て美なりき|8月9日のことです。
牛山の木嘗て美なりき 牛山の木嘗て美なりき(告子上七章) ぎゅうざんのきかつてびなりき。(こくし上はっしょう) 【訳】 (人々が毎日毎日木を伐採し、その結果、今ははげ山となってしまった)牛山は以前は樹 ・・・
牛山の木嘗て美なりき 牛山の木嘗て美なりき(告子上七章) ぎゅうざんのきかつてびなりき。(こくし上はっしょう) 【訳】 (人々が毎日毎日木を伐採し、その結果、今ははげ山となってしまった)牛山は以前は樹 ・・・
人のために尽くす 苦痛に出くわした時は、百八十度に方向をかえて、進んでゆけばよいのであるが、人は案外おろそかである。方向がちがっていることもわかりきっているのに、ずんずん深みに落ちて行く。道義も地にお ・・・
理義の我が心悦ばすは 理義の我が心悦ばすは、猶ほ芻拳の我が口を悦ばすがごとし。(告子上七章) 【訳】 道理や徳義が万人を「本当にそうだ」と納得させ、満足させることは、牛や豚の美味しい肉が我々の舌を満足 ・・・
人生は偉大なる演劇 人生は偉大なる演劇ではないのか。 己自身は、何の役をふりあてられているのか。 主人公か、馬の足か、大将か、”その他大勢”か。 それは、人が決めるのではない、己自身が決めるのであって ・・・
聖人ー然りとする所を得たるのみ 聖人は先づ我が心の同じく然りとする所を得たるのみ(告子上七章) せいじんはまずわがこころのおなじくしあしかりとするところをえたるのみ(こくしかみななしょう) 【訳】 聖 ・・・
理なり、義なり 謂はく理なり、義なり。(告子上七章) いわくりなり、ぎなり。(こくしかみななしょう) 【訳】 (万人がひとしく認めるもの)それは(我々の心に固有の)道理であり、徳義である。 〇松陰は、 ・・・
苦難を迎える心 苦難には、それぞれ原因がある。その原因は、すぐに自分で処置できることと、自分でどうにもならぬこととがある。 それが、苦難に出会った時、驚いたりきらったり恐れたりすると、目がくらんで―心 ・・・
天の才を降すこと薾く殊なるに非ざるなり 富歳には子弟頼多く、凶歳には子弟暴多し。天の才を降すことなく薾く殊なりに非ざるなり。其れ其の心を陥溺せしむる所以のもの然るなり。(告子上七章) ふさいにはしてい ・・・
人生は自由 おだやかな明るい心をもって物に向かえば、物みな我がために有り、我がために働く。不用な一物もなく敵対する一人もない。世のことごとく、人も物も草も木も、我がためにめぐり我がために歌う。 喜び、 ・・・
仁義礼智―得・失 仁義礼智は外より我れを鑠るに非ざるなり。我れ固より之れを有するなり、思はざるのみ。故に曰く、求むれば則ち之れを得、舎つれば則ち之れを失ふと。(告子上六章) 【訳】 仁義礼智という四つ ・・・