農は国の本|6月11日のことです。
農は国の本 我が国で「農は国の本」だと言ったのは、百姓が食物を作り出すからというだけでなく、百姓が真の働きをする純情の人を作るからである。 自然は大まかのようだが、これに立ち返ったとき、小知恵やトリッ ・・・
農は国の本 我が国で「農は国の本」だと言ったのは、百姓が食物を作り出すからというだけでなく、百姓が真の働きをする純情の人を作るからである。 自然は大まかのようだが、これに立ち返ったとき、小知恵やトリッ ・・・
時の記念日 六月十日は、「時の記念日」である。 しかし時間を正確に守るのは、実は文化の進んだ社会でのことではなくて、動物の生活は、時間厳守で一歩もまちがえない。 正しい時間の中に生きているのが、生物の ・・・
万物は元にもどる 宇宙はそのままで完全である。この全さを、いよいよ明らかにするため、欠け目ができる。しかし、欠け目は必ず元にかえる。 世は、歓楽の交響、光の映発でみちみちている。その喜びを真実にするた ・・・
耳は「聞く」もの 耳は「聞く」ものである。聞かねば耳ではない。まともに、ありのままに、淡々として私情私意、我情我欲を挿し挟まずに、たださながらに聞く、これがほんとの耳である。 聞えても、そのままの意味 ・・・
人生の波動 海水は満ちたり引いたり、波は高く山になり深く谷になる。時計の振り子は、右だけに振ることはない、必ず左にも同じように振る。人は呼吸する。はく息とすう息と、同じ力で同じ早さで反対に動く。 世は ・・・
天地に唯一つの存在 存在は絶対である。という意味は、天にも地にも唯一つ、昔にも今にも唯一つの存在である。それは、ここに、こうしてある己自身である、「我」という絶対存在である。この唯一絶対不二の我に気づ ・・・
健康の朝光(あさかげ) 真に正しい事とは、まず己が救われ、それと一しょに人がすくわれることでなくてはならぬ。 明朗こそ、まず己が救われるともしびであり、己のかかげたこの燈火で、人もまた救われる。そして ・・・
あいさつで絆を結ぶ 人間は、二人以上一緒に暮らしていますときは、すぐにわがままが出ますので、これを一つのレールの上に乗せていくようにしなければ、うまくまいりません。このレールに乗るために、あいさつが生 ・・・
火のごとき実践 人が個性をのばし、知能を発達させ、十分に働けるようになるには、何よりもさきに「知即行」(知ると同時に行なう)ということが、必要になってくる。 これは朝起きから始まる。目がさめる。それと ・・・
窮すれば通ず 事業の上でも経済の上でも、その他奇禍にあった場合でも、恐れ、憂え、怒り、急ぎ等々の私情雑念をさっぱりと捨てて、運を天に任せる明朗闊達な心境に達した時、必ず危難をのがれることが出来る。 見 ・・・