仁義を懐ひて|9月12日のことです。
仁義を懐ひて 人の臣たる者仁義を懐ひて以て其の君に事へ、人の子たる者仁義を懐ひて以て其の父に事へ、人の弟たる者仁義を懐ひて以て其の兄に事へなば、是れ君臣父子兄弟利を去り、仁義を懐ひて以て相接するなり。 ・・・
仁義を懐ひて 人の臣たる者仁義を懐ひて以て其の君に事へ、人の子たる者仁義を懐ひて以て其の父に事へ、人の弟たる者仁義を懐ひて以て其の兄に事へなば、是れ君臣父子兄弟利を去り、仁義を懐ひて以て相接するなり。 ・・・
舜は其れ至孝なり 舜は其れ至考なり。五十にして慕ふ。(告子下三章) しゅんはそれしこうなり。ごじゅうにしてしたう。(こくししもさんしょう) 【訳】 (孔子は)「舜こそそこの上もない親孝行者である。五十 ・・・
堯舜の道は孝弟のみ 堯舜の道は孝弟のみ(告子下二章) ぎょうしゅんのみちはこうていのみ。(こくししもにしょう) 【訳】 堯や舜の道をいえば(いかにも難しく聞こえるが)孝と弟、すなわち父母に孝行をつくし ・・・
物は生きている 物は生きている。着物も、道具も、機械も、金銭も皆生きている。 大切につかえば、その持ち主のために喜んで働き、粗末にあつかえば、すねて持主に反抗するだけでなく、時には腹立てて食ってかかる ・・・
人皆以て堯舜となるべし 人皆以て堯舜となるべし(告子下二章) ひとみなもってぎょうしゅんとなるべし。(こくししもにしょう) 【訳】 人は皆誰でも堯や舜のような聖人になることができる。 〇松陰は、「聖人 ・・・
必ず礼を以てせんか 礼を以て食へば則ち飢えて死し、礼を以てせずして食へば則ち食を得る、必ず礼を以てせんか。親迎すれば則ち妻を得ず、親迎せざれば則ち妻を得る、必ず親迎せんか。(告子下首章) れいをもって ・・・
必ず規矩を以てす 羿の、人に射を教ふるには必ず彀に志す。学ぶ者も亦必ず彀に志す。大匠の人に教ふるには必ず規矩を以てす。学ぶ者も亦必ず規矩を以てす。(告子上第十九章) げいの、ひとにしゃをおしうるにはか ・・・
荑稗に如かず 苟も熟せざることを為さしめば、荑稗に如かず。(告子上十九章) いやしくもじゅくせざることをなさしめば、ていはいにしかず。(こくしかみじゅうきゅうしょう) 【訳】 (いくら五穀でも)仮にも ・・・
五穀は種の美なるものなり 五穀は種の美なるものなり。(告子上十九章) ごこくはたねのびなるものあり。(こくしかみじゅうきゅうしょう) 【訳】 五穀(稲・黍・粟・麦・豆等、人が常食とする主要な穀物)は最 ・・・
仁の不仁に勝つは、猶ほ水の火に勝つがごとし 仁の不仁に勝つは、猶ほ水の火に勝つがごとし。今の仁を為す者は、猶ほ一杯の水を以て一車薪の火を救ふがごときなり。熄まざれば則ち之れを水は火に勝たずと謂ふ。此れ ・・・