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読書の光

日記 2022/10/01公開

読書の光 われわれの日常生活の中に宿る意味の深さは、主として読書の光に照らして、初めてこれを見出すことが出来るのであって、もし読書をしなかったらいかに切実な人生経験といえども、真の深さは容易に気付きが ・・・

負けじ魂を燃やせ

日記 2022/06/23公開

負けじ魂を燃やせ 実際修養ということさえ、ある意味では負けじ魂がなければ、なかなかできるものではありません。その点からは、偉人とは道を履み行う上で、何人にも負けをとるまいと、生涯覚悟して生き貫いた人と ・・・

人生を生きる態度

日記 2022/03/12公開

課せられた今後の課題 すべての事柄には表と裏がある。そして、理想と現実も当然違ってくるもです。 大学で学ぶこと 大学とは「真理探究の殿堂」というけれど、それは少し綺麗すぎる。真理という言葉の厳しさを保 ・・・

生き甲斐のある人生

日記 2022/02/13公開

生き甲斐のある人生 いやしくも人間と生まれて、多少とも生き甲斐のあるような人生を送るには、自分が天からうけた力の一切を出し尽くして、たとえささやかなりとも、国家社会のために貢献するところがなくてはなら ・・・

上達の道|11月14日

丸山敏雄 2019/11/14公開

上達の道 書道をはじめたほどの方であったら、早く上手になりたいと願わない人は一人もありますまい。 そして上達したいと念願する人は、導く師が上手にしてくれるのだ、と思っておられる方が大部分ではないでしょ ・・・

考の道|11月9日

丸山敏雄 2019/11/09公開

考の道 どんな境遇の人でも親によって成長しないものはない。にもかかわらず、最も低いレベルにあるのもまた、親に対する考のみちであろう。 或る者は大変親に世話になっていると考え、他の者は親はカタキでこそあ ・・・

女性の心は大地の心|11月8日

丸山敏雄 2019/11/08公開

女性の心は大地の心 女性は静である。すべてを受け入れる。 雨は落ちてさわがしい。風は吹いて音をさせる。その雨風をそのまま受けて少しも動かないのは、大地である。 大地は、万物をはぐくみ育てる。すべてを受 ・・・

すべては心の持ち方|11月5日

丸山敏雄 2019/11/05公開

すべては心の持ち方 汚いとか美しいとか、それは、ただ人がそう思うだけである。「がる」から、そうなるのである。初めて会った時、いやだなあと思っていても、だんだん好きになることも少なくない。 不足不満は、 ・・・

食事の前に一礼|11月4日

丸山敏雄 2019/11/04公開

食事の前に一礼 食事の意義の第一は、生命を保つ、肉体を養う、すなわち命の糧という点にありますので、ものを食べる時に、これを忘れてはなりません。ですから、一家が集まって食卓に向かう時には、皆がそろって、 ・・・

耳の観景|11月3日

丸山敏雄 2019/11/03公開

耳の観景 わび茶の道は、味覚の世界だとばかり考えたら甚だ浅い。釜のにえ音に、夜雨を聞き、松籟(しょうえん)を聞き、露地に滴(したた)る打水の音、軒端の梢(こずえ)をわたる風の声、さては、静寂の極まりに ・・・