くくりつける|4月26日のことです。
Release: 2018/04/26 Update: 2018/04/26
くくりつける
くくりをつけ得ない人は、今取り扱っている物を、またその仕事を、キャッチ出来ない人である。後始末をつけるのは、その物(その仕事)に日日の区切りをつけ、しまりをつけるばかりではなく、それがそのまま、翌日の準備である。
かくて物に対する倫理は、わが手足に対する、わがはらから(兄弟)に対する心、そのままである。
このとき、物もまた我が手足となり、兄弟となり、我が子となって、全能率をあげて働いてくれる。ここに大調和、物心一如の楽土が生まれてくる。
丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、4月27日のことです。
区切りをつけること、けじめをつけることは大事なことです。
一日の終わりというか一仕事一仕事にくくりをつけることは必要ですね。
”物は大切につかえば、その持主のために喜んで働き、粗末にあつかえば、すねて持主に反抗するだけなく、時には腹立てて食ってかかる。”
仕事の道具も大事にしなければなりませんね。雑然と道具が置かれてぐちゃぐちゃしていては物を大事にしていることにはなりませんね。
反省です。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
病気は正しい心から 病気とは何か。気=精神が、自然の状態を失っているのである。 まばらな竹林に風が吹きこんで来ると、枝も葉も、ざわざわと動く。しかし風が過ぎると、さっと止んで、元の静けさに帰る。人の心…
喜びの効用 よくなりかけると、とんとん拍子によくなり、下り坂に向かうと、一足飛びに下る。 なぜ、そうなるのか、それは、人間にかかわりあることは、「心が先行する」からである。 「喜ぶ」ということは、目の…
自信は仕事の推進力 自信のないことは失敗する。 練習するということは、その仕事なり、競技なりに慣れて間違いないようにするのが、その形から見たところで、その実は、信念をつけるのである。 きっと出来るぞ、…
好ききらいせぬこと 物は、もともと与えられぬもの。 秋の収穫、漁の大小、すべて喜ぶ。 仕入れの出来た商品(仕入れまで選択し、すこしでも良いものを得ようと努力することは、当然である)、これこそ天下一品の…
水とともに生きる 水を粗末にせぬこと。これが人のたしなみとして、どれほど大切なことかもしれません。恵まれ過ぎた私どもは、豊かな水、美しい水を、あたりまえと思って、永い間くみ上げ、くみしててきました。…