不仁なるかな、梁の恵王や|11月20日のことです。
Release: 2018/11/21 Update: 2018/11/21
不仁なるかな、梁の恵王や
不仁なるかな、梁の恵王や。(尽心下首章)
【訳】
不仁であること、梁の恵王は。
○松蔭は、「この一句が全体の骨子である。(土地が欲しいために無用な戦を起こし、自分の愛する子弟太子申まで戦士させてしまった梁の恵王が不仁者であるという)結論は明らかである」と記している。
11月20日、今日の孟子一日一言です。
自分の私利私欲のために、家族、仲間を死なせるというのは不仁です。
不仁はなんらかのかたちで自分に帰ってきます。
気をつけてたいですね。
今日も一日頑張ります。
関連コンテンツ
人生の妙味 その職、その位置、その能力、そのままありのまま、よろこんで働く。ここに平等の権利がある。そして、それぞれのめぐみがある。 真理は、いつも自然である。おのずからである。それが必然であり、そう…
見るは知るの端 見るは、知るの端である。知ることによって、敬が高まり、和が強まり、愛が深まる。まさに歌境に入る出発点は、見ることである。じっと見ることである。そのまま見ることである。 見ることによって…
水を澄ますのは水 よい香をかげば、心は朗らかになり、曇天には、頭が重い。よい家に住むと、こせこせしなくなる。 物質が心に及ぼす影響は肉体に及ぶが、物は或るところ迄行くと、何の効力をも持たない。 もし”…
幸福の鍵 何事にもいっこうに苦にせぬ人がいる。いつも朗らかで、その人がグループに入ると、皆朗らかになる。それは、暗い所にともし火をもって行くようなもので、その人の行く所が明るくなる。 こうした人は、い…
由りて入る所の者隘(せま)く、従(よ)りて帰る所の者迂にして、(九地) 所由入者隘、所従帰者迂、(彼慕可以撃吾之衆者、為囲地。) 「入る道は狭く、引き上げるには遠回りしなければならない、(だから、敵の…