天の将に大任を①|12月29日のことです。

天の将に大任を①
舜の畎畝の中より発り、傅説は版築の間より挙げられ、膠鬲は魚塩の中より挙げられ、管夷吾は士より挙げられ、孫叔敖は海より挙げられ、百里奚は市より挙げられる。(告子下十五章)
しゅんはけんぽのうちよりおこり、ふえつははんちくのあいだよりあげられ、こうかくはぎょえんのうちよりあげられ、かんいごはしよりあげられ、そんしゅくごうはうみよりあげられ、ひゃくりけいはしよりあげられる。(こくししもじゅうごしょう)
【訳】
舜は田畑を耕す農夫をしていたところ、堯から引き上げられ天子となり、傅説は道路工事の人夫から登用されて総理大臣となり、膠鬲は魚や塩の商人から見いだされ、管夷吾は武士から宰相となり、孫叔敖は海辺の貧しい生活から宰相となり、百里奚は市井の民から宰相といなった。
12月29日、孟子一日一言の言葉です。
天から大任を与えられる人は何かしら苦難がある。
上に立つ人間、ましてや政治を動かす人はたくさん経験が必要ですね。
政治を志す人のための教えというのは論語にも孟子にもたくさんあります。
今の役立つことばかりですね。
今日も一日がんばります。