悪口|3月25日のことです。
Release: 2019/03/25 Update: 2019/03/25
悪口
いつも私の悪口をいう人がある。一度聞きたいと思うが、真実はわからぬ。
まってくれよ、それがもし、事実とすれば、その人の方が正しい。もしまた事実でない悪宣伝をしているとしたら、向こう様こそまちがいである。
どちらにころんだところで、私自身の実質は、善にも悪にも、少しも変わるものではない。ただ私自身がそのために心を動かし行いが乱れると、その時はじめて私が変わってくる。
私の真のねうちを高めたり落としたりするのは、他人ではなくて自分自身である。
丸山敏雄一日一話(幸せになるための366話)3月25日の言葉です。
悪口を言われていると聞かされると心が揺れる。
たしかにそうです。
がっかりしたり、腹がたったり。
自分自身は何も変わらない。
その時には人にはいろいろな考え方があると思えばいいだけですね。
とにかく巻き込まれない強い気持ちを持ちたいものです。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
爾あることなければ―爾あることなからん 然り而して爾あることなければ、則ち亦あることなからん。(尽心下三十八章) しかりしこうしてしかあることなければ、すなわちまたしかあることなからん。(じんしんしも…
まことの芸術 苦難のないところに、ほんとうの芸術は生まれない。 名優のおどりを見、大家の名画を見ると、神技自在、何のこだわりもなく、すこしの苦しみも見えないが、これこそ全く一生かけて苦しみぬいた汗の賜…
元に還る 私どもは弱すぎるところがあって、すぐに危ない点がでます。これではぐあいが悪い。 お正月には、「おめでとう」。お盆には、祖先にお墓にお詣りをする。ときどき昔からやったことをして、「元に還る」と…
人生真の喜びは、働きにある。真の働きは、己の聖職のほかにはない。ただ清き天職の中にある。その働きこそ、人生最高至上の喜びである。 このはたらきの前には病も消え失せ、貧乏は姿は消し、その他一切の不幸が陽…
牛山の木嘗て美なりき 牛山の木嘗て美なりき(告子上七章) ぎゅうざんのきかつてびなりき。(こくし上はっしょう) 【訳】 (人々が毎日毎日木を伐採し、その結果、今ははげ山となってしまった)牛山は以前は樹…